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川久保遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131718
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131718
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2023 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書53:川久保遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2023 『川久保遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書53
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書名 川久保遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな かわくぼいせき
副書名 東九州自動車道建設(志布志IC〜鹿屋串良JCT間)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 5 A地点
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 53
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20230300
作成機関ID 46001
郵便番号 8994318
電話番号 0995700574
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 川久保遺跡
遺跡名かな かわくぼいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県鹿屋市串良町細山田
所在地ふりがな かごしまけんかのやしくしらちょうほそやまだ
市町村コード 46203
遺跡番号 203-349
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312640
東経(世界測地系)度分秒 1305626
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.444444 130.940555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20151104-20160128
20140512-20150128
20150509-20160127
20160511-20170127
20170508-20180309
調査面積(㎡)
96403
調査原因 東九州自動車道建設(志布志IC~鹿屋串良JCT間)に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
礫群
集石
連穴土坑
土坑
磨石集積遺構
竪穴建物跡
竪穴状遺構
鍛冶関連遺構
堀立柱建物跡
土坑墓
炭焼窯跡
主な遺物
ナイフ形石器
台形石器
剥片尖頭器
細石刃核
細石刃
石核
磨石
敲石
叩石
隆線文土器
石鏃
敲石叩石
岩本式土器
前平式土器
志風頭式土器
加 栗山式土器
吉田式土器
石坂式土器
下剥峯式土器
押型文土器
塞ノ神式土器
苦浜式土器
右京西式土器
轟A式土器
耳栓
西之薗式土器
轟B式土器
曽畑式土器
磨製石斧
黒川式土器
刻目突帯文土器
動物形土製 垂飾品
東原式土器
辻堂原式土器
笹貫式土器
鞴羽口
高坏脚転用鞴羽口
鉄滓
勾玉
管玉
須恵器
土師器
黒色土器
墨書土器
瓦器
青磁
白磁
滑石製石鍋
土錘
特記事項 畦原型細石刃核が多く出土する傾向がある。
南九州の縄文時代早期のほとんどの型式が出土している。
古墳時代末~古代の製鉄炉跡が検出されている。
溝と古道で区画されたなかに,建物跡が並ぶ。
要約 川久保遺跡A地点は,旧石器時代から縄文時代・弥生時代・古墳時代・古代・中世・近世と連綿と生活の痕跡が見られる複合遺跡である。縄文時代晩期の遺物としては,部分的に赤色に塗られた動物形土製品が出土している。
古墳時代の遺構としては,竪穴建物跡が56 基検出されており,そのなかには少なくとも5基の鍛冶関連建物跡が含まれる。鍛冶関連建物跡からは鍛冶炉と考えられる炉跡が検出され,専用品・転用品の鞴の羽口が出土している。
また,遺跡の西側に位置する谷部からは,7世紀後半~8世紀後半の製鉄炉跡と考えられる遺構がが1基検出されている。

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