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長竹遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129402
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.129402
For Citation 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書461:長竹遺跡』公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『長竹遺跡』埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書461
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=直行|last=金子|first2=直毅|last2=入江|title=長竹遺跡|origdate=2020-03-23|date=2020-03-23|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/129402|location=埼玉県熊谷市船木台4丁目4番地1|ncid=BB26157224|doi=10.24484/sitereports.129402|series=埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書|volume=461}} 閉じる
File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title 長竹遺跡
Participation-organizations (公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団 - 埼玉県
Alternative ながたけいせき
Subtitle 首都圏氾濫区域堤防強化対策における埋蔵文化財発掘調査報告
Volume 4
Series 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
Series Number 461
Author
Editorial Organization
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
Publisher
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
Publish Date 20200323
Publisher ID
ZIP CODE 3690108
TEL 0493393955
Aaddress 埼玉県熊谷市船木台4丁目4番地1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 長竹遺跡
Site Name Transcription ながたけいせき
Order in book
Address 埼玉県加須市大字大越字樋ノ口702-1
Address Transcription さいたまけんかぞしおおあざおおごえあざひのくち702-1
City Code 11210
Site Number 039
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 361114
East Longitude (WGS) 1393650
Dd X Y 36.187222 139.613888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20100501-20110331
20120406-20130331
Research Space
3321
Research Causes 堤防強化
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
Main Features
住居跡
掘立柱建物跡
土壙
柱穴列
埋甕
焼土跡
粘土塊
ピット
遺物集中
Main Foundings
土器
土製品
石器
石製品
骨製品
Remark 縄文時代後・晩期に形成された環状盛土遺構の南側を調査した。盛土遺構の遺存状態は極めて良好であった。盛土の径は190mにおよび、関東地方有数の規模である
Abstract 長竹遺跡は利根川沿いの埋没台地上に立地する、縄文時代から近世にわたる複合遺跡である。本書は縄文時代
後期から晩期にかけて形成された南北環状盛土遺構のうち、南盛土内から出土した遺構に属さない遺物に関して
の報告である。
南盛土では後期から晩期にかけての住居跡29 軒、掘立柱建物跡3棟、柱穴列3基、土壙68 基の他に、埋甕3基、
焼土跡25 基、遺物集中6箇所と1293 基という夥しい数のピットが検出されている。これらの遺構や遺構に伴う
遺物に関しては既報告(「長竹遺跡Ⅱ」)であるが、それ以外の帰属遺構の判明しない遺物や、いわゆる包含層か
らの遺物が大量に出土している。多数の焼土跡や遺物集中箇所、ピット群が存在することから、調査時に把握し
きれなかった住居跡等の遺構が相当数存在することが想定される。今回の報告では、それらを補うことも目的とし、
遺物の出土位置(小グリッド単位)と数量、層位についても考慮して資料化した。
遺物は日常生活で使用されていた膨大な量の土器類、石器類、骨角器類、祭祀的な遺物である土偶・石棒や、
装飾品としての耳飾りなどが出土している。また、土製円盤として分類した加工痕のある土製品は、用途不明で
あるが多量に出土しており、本遺跡の特徴的な遺物の一つとなっている。土器群では、特に遺構の検出が困難で
あった時期の晩期中葉安行3c式から3d式の良好な土器群と共に、並行期である東北地方大洞C1式、C2式、
北関東地方の天神原式、東関東地方の前浦式、関西地方の滋賀里式などが出土しており、広域的な交流関係が把
握された。石器では特殊な形の砥石や大型磨製石斧、局部磨製石鏃の出土等が特筆されよう。

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