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研究紀要

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/112105
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.112105
引用表記 財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター 2000 『研究紀要』財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター
財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター 2000 『研究紀要』
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ファイル
書名 研究紀要
発行(管理)機関 (公財)愛知県教育・スポーツ振興財団愛知県埋蔵文化財センター - 愛知県
書名かな けんきゅう きよう
副書名
巻次 1
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター
発行年月日 20000300
作成機関ID
郵便番号 4980017
電話番号 0567674163
住所 愛知県弥富市前ケ須町野方802-24
報告書種別
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 愛知県の縄文遺跡(1) 尾張北部地域について
英語タイトル
著者
川添 和暁
ページ範囲 1 - 8
NAID
都道府県 愛知県
時代 縄文
文化財種別 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ
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引用表記
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抄録(内容要約) 愛知県内の縄文時代遺跡について、尾張地域・西三河地域・東三河地域の三地域に分けてみていきたい。その第一回目として尾張地域を取り上げる。この地域は、周辺地域に比べて縄文時代の遺跡が決して多い方ではない。しかし、近年、沖積平野上の縄文遺跡の発見がいくつかあり、また洪積台地上でも新たに縄文時代の遺跡の調査がなされている。ここでは、最近報告書が刊行された一宮市三ツ井遺跡と、発掘調査がなされた名古屋市牛牧遺跡を中心に、特に尾張北部地域について遺跡の様相を観察し、若干の考察を加えていく。
タイトル 東海地方の鳥形木製品 本川遺跡出土例の検討
英語タイトル
著者
飴谷 一
佐藤 公保
ページ範囲 9 - 18
NAID
都道府県 愛知県
時代 古墳
文化財種別 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類) 木製品
学問種別 考古学
テーマ
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引用表記
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抄録(内容要約) 豊田市に所在する本川遺跡では、平成10年度に発掘調査を実施した調査区から古墳時代中期に属する鳥形木製品が出土した。写実的に表現されたこの木製品は、「胴部両側面に12 カ所、上面に2カ所、計14 カ所に小孔が見られる」・「腹部が浅く刳り抜かれている」という、他の遺跡の出土例には見られない2つの特徴を持つ。
タイトル 豊田地区出土の木製品について
英語タイトル
著者
樋上 昇
永井 邦仁
木川 正夫
ページ範囲 19 - 28
NAID
都道府県 愛知県
時代 古墳
文化財種別 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類) 木製品
学問種別 考古学
テーマ
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引用表記
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抄録(内容要約) 平成10・11 年度にかけて発掘調査をおこなった豊田市本川・水入の両遺跡から、5世紀前半代を中心とする木製品が出土した。これらは当該期の資料としては愛知県内でも数少ないものである。特に曲柄平鍬・二又鍬・三又鍬は伊勢湾型の終末期にあたるものとして、古墳時代前期と中期の木製品の形態・組成をつなぐきわめて貴重な資料である。
タイトル 愛知県における鉄器生産を考える(4) 朝日西遺跡を中心に
英語タイトル
著者
鈴木 正貴
蔭山 誠一
ページ範囲 29 - 44
NAID
都道府県 愛知県
時代 近世(細分不明)
文化財種別 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 考古学
テーマ
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引用表記
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抄録(内容要約) 朝日西遺跡から出土した金属関連資料の分析を通じて、中世から近世までの鉄器生産の様相を考察した。この結果、鉄資料組成は8類に分類することができ、生産工程または時期的な差異が表れていることを想定した。また、椀型滓と流動滓の分類において、密度あるいは比重のデータが有効であるという可能性が高くなった。
タイトル 三河地域の中世集落 室遺跡再考
英語タイトル
著者
川井 啓介
ページ範囲 45 - 56
NAID
都道府県 愛知県
時代 中世(細分不明)
文化財種別 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 三河地域南部、矢作古川の下流域に位置し、中世集落が確認されている室遺跡、牛ノ松遺跡、八ツ面北部遺跡を比較検討することにより、遺跡の“地域的理解”のための分析を行った。分析手段は遺物の時期別カウントから導き出される遺物組成の読み取りと、歴史的環境からの関連性の解明である。その結果、室遺跡では従来不明であった12 世紀の集落の範囲を特定し、14 世紀以降集落が均質的屋敷地の集合体へ変質することが明らかとなった。同様に、牛ノ松遺跡は廃絶へ、八ツ面北部遺跡では区画溝の成立へ、という変革期が14 世紀に認められた。そして、室遺跡は蘇美御厨を背景として成立した交通の要所に位置する都市的性格を持つ遺跡、牛ノ松遺跡は御厨の中心的集落(屋敷地)であり、八ツ面北部遺跡は一般的農村風景の中に展開する屋敷地であることを指摘した。
タイトル 茶筅状竹製品の系譜 岩倉城遺跡出土茶筅の位置づけ
英語タイトル
著者
木川 正夫
ページ範囲 57 - 62
NAID
都道府県 愛知県
時代
文化財種別 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類) 木製品
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 出土竹製品や竹製民具の中に、先端を細かく裂いて茶筅状を呈する物(茶筅状竹製品)がある。茶筅やササラのように名称がついていて用途が分かっているものもあるが、出土遺物の中には用途不明のものもある。この小論では岩倉城遺跡等の出土遺物を中心に微妙な形態の違いによって、茶筅状竹製品がどのような用途に使用されうるか、また、似た用途でも歴史的にどのように形態が変化していくかを考察したい。
タイトル 『年貢割附状』からみた江戸時代の災害 明和4年亥年の水害と碧海郡西鴛村
英語タイトル
著者
加藤 博紀
ページ範囲 63 - 76
NAID
都道府県 愛知県
時代 近世(細分不明)
文化財種別 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 江戸時代後期は火山噴火や冷害による飢饉など天災が相次いだ時代である。西三河にても例外ではなく、矢作川水系の水害に苦しめられつづけた。矢作川扇状地上にある碧海郡西鴛鴨村はその甚大な被害をこうむった村の一つである。江戸時代随一の水害・明和4年亥年の水害は、西鴛鴨村の生活の根本を揺るがした。農地を中心とする被災状況は、豊田市鴛鴨町に伝存する「年貢割附状」などの近世文書から知ることができる。この文書から、被災状況の他、復興への足取り、代官側の対応などやも知ることができた。また尾張藩内の諸村とも比較を行い、明和4年亥年の水害の影響範囲も検討した。
しかし、代官農民ともどもの努力にも関わらず、被害は大きかった。特に水田は最終的に水害前の半分程度しか復興することができなかった。
所収遺跡
要約

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