奈良文化財研究所 ホーム
Search
List
Others
おすすめ
report count (with pdf)
41442 reports
( Participation 759 Orgs )
report count
132542 reports
( compared to the privious fiscal year + 1867 reports )
( Participation 1918 Orgs )
site summary count
147709 reports
( compared to the privious fiscal year + 2270 reports )
Article Collected
120637 reports
( compared to the privious fiscal year + 1644 reports )
video count
1314 reports
( compared to the privious fiscal year + 130 reports )
( Participation 118 Orgs )
Event Collected
1263 reports
( compared to the privious fiscal year + 214 reports )
※過去開催分含む

豊明市大脇城遺跡の検討 -桶狭間の戦いと梶川五左衛門屋敷-

永井 邦仁
 豊明市に所在する大脇城遺跡は戦国時代の城館遺跡で、梶川五左衛門屋敷とも呼ばれている。当該遺跡は、発掘調査によって方形の主郭を区画する堀や井戸など多数の遺構が検出されている。その調査成果や地籍図との対照から掘立柱建物の分布や屋敷地群の想定を行い、その北縁を廻る薬研堀の溝が近世東海道に対する防御線であった可能性を指摘した。加えて正戸川に面する川湊の要素から知多半島への水上交通に通じていたと考えられる。城主とされる梶川五左衛門が水野家の家臣であることを踏まえると、桶狭間の戦い以降、知多半島に拡大した水野家勢力の最前線になったと評価される。
NAID :
Prefecture : Aichi Prefecture
文化財種別 考古資料
史跡・遺跡種別 城館
遺物(材質分類) 木製品
学問種別 考古学
Related Url :
Created Date : 2024-06-18
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=邦仁|last=永井|contribution=豊明市大脇城遺跡の検討 -桶狭間の戦いと梶川五左衛門屋敷-|title=研究紀要|date=2024-05|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/139799|location=愛知県弥富市前ケ須町野方802-24|doi=10.24484/sitereports.139799|volume=25}} 閉じる
このエントリーをはてなブックマークに追加

この論文は下の刊行物の 29 - 40 ページ に掲載されています。

収録刊行物