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多賀城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138838
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138838
For Citation 宮城県多賀城跡調査研究所 2023 『宮城県多賀城跡調査研究所年報2022:多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所
宮城県多賀城跡調査研究所 2023 『多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所年報2022
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File
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Title 多賀城跡
Participation-organizations 宮城県多賀城跡調査研究所 - 宮城県
Alternative たがじょうあと
Subtitle 第96・97次調査
Volume
Series 宮城県多賀城跡調査研究所年報
Series Number 2022
Author
Editorial Organization
宮城県多賀城跡調査研究所
Publisher
宮城県多賀城跡調査研究所
Publish Date 20230328
Publisher ID 04000
ZIP CODE 9850862
TEL 0223680102
Aaddress 宮城県多賀城市高崎1丁目22-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 多賀城跡 第96・97次調査
Site Name Transcription たがじょうあと
Order in book
Address 宮城県多賀城市市川・浮島
Address Transcription みやぎけんたがじょうしいちかわ・うきしま
City Code 04209
Site Number 004
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 381824
East Longitude (WGS) 1405918
Dd X Y 38.306666 140.988333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20220426-20221012
Research Space
280
150
Research Causes 調査計画に基づく学術調査
OverView
Site Type
官衙
Main Age
奈良
平安
Main Features
掘立柱建物
切土
整地層
竪穴建物
土坑
鍛治炉
Main Foundings
土師器
須恵器
須恵系土器
青磁
白磁
緑釉陶器
灰釉陶器
石製品
鉄製品
鉄滓
Remark
Abstract 【第96 次調査】第95 次調査で検出したSB3415・3450 掘立柱建物の東側において遺構の分布を把握すること、加えて、沢状地形内の堆積層の分布や年代などを把握し、地形と遺構分布との関連性を確認することを目的とした。調査の結果、以下の成果を得た。
①A区では、竪穴建物1棟、土坑1基、溝2条を検出した。竪穴建物は出土遺物から第Ⅲ期以降と推定される。
②B区では、掘立柱建物1棟とこれに伴う切土・整地層・溝3条、竪穴建物1棟、土坑3基、溝7条を検出した。切土の埋土・堆積土には鍛冶関連遺物、漆紙文書・漆付着土器が含まれており、調査区北側の近辺に鍛冶・漆工房が存在していた可能性が高い。年代は第Ⅲ期と考えられる。竪穴建物は掘立柱建物より新しく、第Ⅲ期以降と考えられる。
③過去の調査成果も含めると、第Ⅲ期以降に政庁北側のエリアが活発に利用することが明らかとなった。
【第97 次調査】丘陵から低地に至る部分における遺構の状況等を把握することを目的とした。調査の結果、以下の成果を得た。
①旧地形は10 世紀前葉~ 12 世紀前葉頃に削平を受けており、第Ⅰ期外郭区画施設は確認できなかった。
②第Ⅰ期外郭南門の西側の旧地形は、舌状に張り出す丘陵と考えられること、これまでの調査により、丘陵部に構築される区画施設は土塀または築地塀と考えられていることから、この地点の区画施設の構造は土塀または築地塀の可能性が高まった。

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