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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 長町駅東遺跡第14次調査(1)

長町駅東遺跡第14次調査(1)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138882
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138882
引用表記 仙台市教育委員会 2024 『仙台市文化財調査報告書512:長町駅東遺跡第14次調査(1)』仙台市教育委員会
仙台市教育委員会 2024 『長町駅東遺跡第14次調査(1)』仙台市文化財調査報告書512
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書名 長町駅東遺跡第14次調査(1)
発行(管理)機関 仙台市 - 宮城県
有償頒布・配布ページ http://www.city.sendai.jp/sebikatsuyo/kurashi/manabu/kyoiku/inkai/bunkazai/kankobutsu/kankobutsu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ながまちえきひがしいせきだいじゅうよじちょうさかっこいち
副書名 総合店舗建設に伴う令和元年度発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 仙台市文化財調査報告書
シリーズ番号 512
編著者名
編集機関
仙台市教育委員会
発行機関
仙台市教育委員会
発行年月日 20240322
作成機関ID 041009
郵便番号 9800011
電話番号 0222148893
住所 宮城県仙台市青葉区上杉1丁目5-12
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 長町駅東遺跡 第14次
遺跡名かな ながまちえきひがしいせき
本内順位
遺跡所在地 宮城県仙台市太白区あすと長町3丁目
所在地ふりがな みやぎけんせんだいしたいはくくあすとながまちさんちょうめ
市町村コード 04104
遺跡番号 01449
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 381317
東経(世界測地系)度分秒 1405307
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.221388 140.885277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190617-02020362
調査面積(㎡)
5400
500
調査原因 総合店舗建設に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
包含層
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
鍛冶関連遺構
溝跡
土坑
ピット
性格不明遺構
円形周溝状遺構
主な遺物
縄文土器
弥生土器
石器
土師器
須恵器
礫石器
石製品
金属製品
土製品
陶器
磁器
特記事項
要約  長町駅東遺跡は面積約75,000㎡の範囲に広がり、これまでに350軒以上の竪穴住居跡が調査された集落遺跡である。集落の外縁には材木列跡や大型の溝跡などの区画施設が伴い、囲郭集落としての性格をもつ。その画期となった6世紀末頃以降、区画施設の整備や住居の増築などが顕著となり、8世紀初頭まで継続的な発展がみられる。本遺跡の東方約500mには多賀城創建以前の陸奥国府とされる郡山遺跡のⅠ・Ⅱ期官衙が存在しており、その造営・運営に関連する集落として注目されている。
 今回の調査区は囲郭集落の内側に該当し、竪穴住居跡152軒をはじめ、鍛冶関連遺構、掘立柱建物跡、区画溝跡などを検出した。住居跡はかなりの密度で重複し、建て替えなども一部で行われている。時期は5世紀後半~8世紀後半で、中心となるのは7世紀代の住居跡である。このうちSI440は一辺約9mを測り、集落で最大級の規模とみられる。また、南壁の中央に張り出し部を伴う特殊な構造をもち、集落内の中核的な施設であったと考えられる。鍛冶関連遺構は工房跡であるSI522を中心に、廃滓土坑などを検出した。鍛冶工房跡の検出は、長町駅東遺跡で初の事例である。遺構に伴う遺物は、土師器・須恵器を主体に石製品、金属製品、土製品などが出土した。SI476の堆積土中から「名大」の文字が刻書された土師器坏が出土したことは特筆される。
 また、弥生時代の包含層から弥生土器、石器類が出土した。弥生土器は中期中葉の桝形式(高田B式)~中在家南式を主体とする。なお、当該期の遺構は検出されなかった。

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