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小牧遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72330
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72330
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2019 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書26:小牧遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2019 『小牧遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書26
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書名 小牧遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな こまきいせき
副書名 東九州自動車道建設(志布志IC〜鹿屋串良JCT間)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 1 : 古代~近世以降編
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 26
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20191200
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995700574
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小牧遺跡
遺跡名かな こまきいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県鹿屋市串良町細山田
所在地ふりがな かごしまけんかのやしくしらちょうほそやまだ
市町村コード 46203
遺跡番号 203-350
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312645
東経(世界測地系)度分秒 1305643
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.445833 130.945277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000200
20020400
20121000
20130801-20131028
20150704-20150728
20150713-20160127
20160509-20170127
20170508-20180223
20170509-02180126
調査面積(㎡)
19200
調査原因 東九州自動車道( 志布志IC~ 鹿屋串良JCT間)建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
堀立柱建物跡
土坑
焼土
溝状遺構
ピット
杭列
石組遺構
主な遺物
須恵器短頸壺
土師器
土製紡錘車
墨書土器
焼塩土器
土錘
鉄器
青磁
白磁
東播系須恵器
鞴羽口
鉄製紡錘車
滑石製石鍋
常滑焼
刀子
薩摩焼
ほうろく
古銭
特記事項
要約  小牧遺跡は,大隅半島中央部を東流する串良川の左岸,笠野原台地の東南端に位置する独立丘陵状の台地上に立地する。本遺跡は,旧石器時代・縄文時代早期~晩期・弥生時代中期・古墳時代・古代・中世・近世の遺構や遺物が発見され,各時代の集落や人々の活動の場として,使われてきた遺跡である。本報告書は,そのうち古代から近世以降の遺物・遺構について報告する。注目されるのが,中世の石組遺構である。約200個の礫を白色土によって組んであり,床面直上から東播系須恵器の擂鉢が出土している。他にも,中世には,37棟検出された掘立柱建物跡群があり,そのうち四面庇を含む庇付きのものが7棟検出されている。古代では,判読不明ではあったが7点出土した墨書土器や串良川沿いでは例を見ない古代の集落跡も発見され,当時の地域及びその周辺の歴史を紐解く上で貴重な資料である。

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