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猪ノ鼻(1)遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90995
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90995
引用表記 青森県埋蔵文化財調査センター 2021 『青森県埋蔵文化財調査センター616:猪ノ鼻(1)遺跡第1分冊/第2分冊』青森県教育委員会
青森県埋蔵文化財調査センター 2021 『猪ノ鼻(1)遺跡第1分冊/第2分冊』青森県埋蔵文化財調査センター616
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書名 猪ノ鼻(1)遺跡
発行(管理)機関 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
書名かな いのはなかっこいちいせき
副書名 一般国道45号天間林道路建設事業に伴う遺跡発掘調査報告
巻次 第1分冊/第2分冊
シリーズ名 青森県埋蔵文化財調査センター
シリーズ番号 616
編著者名
編集機関
青森県埋蔵文化財調査センター
発行機関
青森県教育委員会
発行年月日 20210310
作成機関ID
郵便番号 0380042
電話番号 0177885701
住所 青森県青森市大字新城字天田内152-15
報告書種別 a01.報告書・概報・要覧(発掘調査・遺跡整備・保存管理計画)
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 第9章 総   括
英語タイトル
著者
木村 高
濱松 優介
木村 恵理
ページ範囲 255 - 266
NAID
都道府県 青森県
時代 縄文 弥生 古墳 奈良 平安 中世(細分不明) 近世(細分不明) 続縄文
文化財種別 歴史資料 考古資料
遺跡種別 集落 その他
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ 技法・技術 文化系統 資料紹介 制度・政治 流通・経済史
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 【縄文時代】多量に出土した早期中葉の土器群は、いわゆる鳥木沢式に比定される。また、2基確認された土器埋設遺構は、全国的に見ても僅少な事例。後期中葉に帰属する竪穴建物跡群には出入口関連施設を有するもの、柱穴配置が明確なものを含む。また、これらから出土した一括資料には、十腰内遺跡第Ⅱ群土器と同Ⅲ群土器およびその中間的な様相を持つものがある。
【古墳時代】6基検出された土坑墓はすべて前期に属し、「柱穴状ピット」を伴う4基と、それを伴わない2基に分かれる。
北の続縄文文化の要素(柱穴状ピット・袋状ピット・続縄文土器・剥片)と南の古墳文化の要素(古式土師器・鉄製品・各種要約玉類)が複雑に混淆している。
【奈良・平安時代】平安時代では2時期の集落跡を確認。火山灰(To-a・B-Tm)降下前の集落では焼失建物跡が多く、刀装具や鋸とみられる鉄製品など県内では出土例が少ない遺物が出土した。火山灰降下後の集落からは羽口や鉄滓等の鉄生産関連遺物が多量に出土した。中でもカマドの芯材として転用された大型の羽口は注目される。
【中近世】四面庇の掘立柱建物跡とカマド状遺構は、天間館跡との関連性がうかがわれる。
所収遺跡
遺跡名 猪ノ鼻(1)遺跡
遺跡名かな いのはなかっこいちいせき
本内順位 1
遺跡所在地 青森県上北郡七戸町字猪ノ鼻地内
所在地ふりがな あおもりけんかみきたぐんしちのへまちあざいのはなちない
市町村コード 024023
遺跡番号 402151
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 404517
東経(世界測地系)度分秒 1411044
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.754722 141.178888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180904-20181026
20190423-20191031
調査面積(㎡)
4640
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
その他
時代
縄文
主な遺構
土器埋設遺構
落し穴
竪穴建物跡
土坑
主な遺物
石器
土製品
縄文土器(早期~晩期)
特記事項 ・早期中葉の土器埋設遺構2基と土坑1基を確認。
・早期中葉の貝殻・沈線文系土器が多量に出土。
・後期中葉~後葉の竪穴建物跡を17棟確認。
・いわゆる十腰内遺跡第Ⅱ群土器と同Ⅲ群土器およびその中間的様相を持つ土器が遺構内一括資料として出土。
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器
特記事項 ・中期中葉以降主体。
種別
時代
古墳
主な遺構
土坑墓
主な遺物
続縄文土器
古式土師器
特記事項 ・古墳時代前期。続縄文文化の土坑墓4基とそれらを伴わない単純構造の土坑墓2基を検出。
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴建物跡
竪穴状遺構
土坑
焼土遺構
主な遺物
土師器
須恵器
石器
石製品
土製品
鉄製品
鉄滓
羽口
木器
特記事項
種別
不明
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡
カマド状遺構
主な遺物
木柱
特記事項
種別
不明
時代
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡
井戸跡
主な遺物
陶磁器
銭貨
特記事項 ・直家と考えられる掘立柱建物跡を検出。
種別
不明
時代
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡
土坑
焼土遺構
柱穴・小穴
塀(柵)跡
溝跡
溝跡
性格不明遺構
主な遺物
金属製品
石製品
特記事項 ・柱穴・小穴の中には、上記掘立柱竪穴建物跡の柱穴を含む。
要約 【縄文時代】多量に出土した早期中葉の土器群は、いわゆる鳥木沢式に比定され、該期の土器編年に大きく寄与すると考えられる。また、2基確認された土器埋設遺構は、全国的に見ても僅少な事例である。後期中葉に帰属する竪穴建物跡群の中には出入口関連施設を有するものや柱穴配置が明確なものを含む。また、これらの遺構から出土した一括資料には、十腰内遺跡第Ⅱ群土器と同Ⅲ群土器およびその中間的な様相を持つものが認められる。
【古墳時代】6基検出された土坑墓はすべて前期に属し、「柱穴状ピット」を伴う4基と、それを伴わない2基に分かれる。
北の続縄文文化の要素(柱穴状ピット・袋状ピット・続縄文土器・剥片)と南の古墳文化の要素(古式土師器・鉄製品・各種玉類)が複雑に混淆している。古墳時代前期における北東北の社会様相を考える上で重要。
【奈良・平安時代】平安時代では2時期の集落跡を確認した。火山灰(To-a・B-tm)降下前の集落では焼失建物跡が多く、刀装具や鋸とみられる鉄製品など県内では出土例が少ない遺物が出土した。火山灰降下後の集落からは羽口や鉄滓等の鉄生産関連遺物が多量に出土した。中でもカマドの芯材として転用された大型の羽口は注目される。
【中近世】四面庇の掘立柱建物跡とカマド状遺構は、天間館跡との関連性がうかがわれ、直家と考えられる掘立柱建物跡は、近世民家の変遷を考える上で貴重である。
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