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農業開発総合センター遺跡群Ⅵ (中尾遺跡・荒田遺跡・桜谷遺跡)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22695
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22695
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2009 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書138:農業開発総合センター遺跡群Ⅵ (中尾遺跡・荒田遺跡・桜谷遺跡)』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2009 『農業開発総合センター遺跡群Ⅵ (中尾遺跡・荒田遺跡・桜谷遺跡)』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書138
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書名 農業開発総合センター遺跡群Ⅵ (中尾遺跡・荒田遺跡・桜谷遺跡)
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな のうぎょうかいはつそうごうせんたーいせきぐん なかおいせき あらたいせき さくらだにいせき
副書名 農業開発総合センター建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 6
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 138
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20090331
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中尾遺跡
遺跡名かな なかおいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県南さつま市金峰町
所在地ふりがな かごしまけん みなみさつまし きんぽうちょう 
市町村コード 46220
遺跡番号 220-35-18
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312816
東経(世界測地系)度分秒 1302016
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.471111 130.337777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20010000-20030000
調査面積(㎡)
25260
調査原因 農業開発総合センター建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
古墳
主な遺構
落とし穴
土坑
集石遺構
柱穴列
連穴土坑
掘立柱建物跡
主な遺物
ナイフ形石器
三稜尖頭器
隆帯文土器
石鏃
石槍
石斧
丸ノミ形石斧
スクレイパー
磨石
敲石
石坂式土器
押型文土器
石鏃
市来式土器
上加世田式土器
入佐式土器
石鏃
石匙
石斧
磨石
石皿
成川式土器
特記事項
遺跡名 荒田遺跡
遺跡名かな あらたいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県南さつま市金峰町
所在地ふりがな かごしまけん みなみさつまし きんぽうちょう
市町村コード 46220
遺跡番号 220-35-10
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312852
東経(世界測地系)度分秒 1302024
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.481111 130.34
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20020000
調査面積(㎡)
17000
調査原因 農業開発総合センター建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
主な遺構
ブロック
集石遺構
主な遺物
ナイフ形石器
三稜尖頭器
細石刃核
細石刃
隆帯文土器
桑ノ丸式土器
押型文土器
石鏃
磨石
凹石
特記事項
遺跡名 桜谷遺跡
遺跡名かな さくらだにいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県南さつま市金峰町
所在地ふりがな かごしまけん みなみさつまし きんぽうちょう
市町村コード 46220
遺跡番号 220-35-12
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312842
東経(世界測地系)度分秒 1302023
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.478333 130.339722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20020000
調査面積(㎡)
20000
調査原因 農業開発総合センター建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
弥生
主な遺構
ブロック
集石遺構
石器製作跡
土坑
柱穴列
竪穴式住居跡
主な遺物
ナイフ形石器
台形石器
三稜尖頭器
細石刃
細石核土器
石鏃
磨石
前平式土器
石坂式土器
押型文土器
石鏃
礫器
磨石
石皿
環状石斧
有溝砥石
上加世田式土器
入佐式土器
磨製石鏃
磨製石斧
入来式土器
特記事項
要約  中尾遺跡は,旧石器時代から古墳時代までの複合遺跡である。旧石器時代では落とし穴状遺構が検出され,三稜尖頭器が出土している。縄文時代草創期では,集石遺構と連穴土坑に隆帯文土器と打製石斧が伴い出土している。遺構周辺では土器や石斧などの石器とともに頁岩の剥片も多数出土している。縄文時代早期では押型文土器や石坂式土器が出土している。縄文時代晩期では掘立柱建物跡9軒が検出されている。

 荒田遺跡では,旧石器時代の包含層が2層確認されている。縄文時代草創期については,頁岩のブロックが検出され石器製作所の跡の様相が窺える。縄文時代早期については,押型文土器・桑ノ丸式土器の出土量が多く,南九州における押型文土器についての在地の土器との関連性を考える上で貴重な資料である。

 桜谷遺跡では,縄文時代早期の遺物が多数出土しており,特に網代底など県内では希少な文様を有するものを含む押型文土器が特徴的であり,南九州における押型文土器の様相を考えていく上での資料としていきたい。弥生時代においては中期の竪穴住居跡1軒が検出され,住居内から入来式土器が出土し,柱穴や炉跡と思われる掘り込みも検出され注目される。

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