URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/122199
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DOI 二次元コード |
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DOI |
http://doi.org/10.24484/sitereports.122199
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引用表記 |
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター 2022 『研究紀要』公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
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公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター 2022 『研究紀要』
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wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book|和書|first=|last=公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター|title=研究紀要|origdate=2022-03-30|date=2022-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122199|location=栃木県下野市紫474|ncid=AA12576234|doi=10.24484/sitereports.122199|volume=30}}
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ファイル |
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書名 |
研究紀要 |
発行(管理)機関 |
(公財)とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
- 栃木県
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書名かな |
けんきゅうきよう |
副書名 |
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巻次 |
30 |
シリーズ名 |
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シリーズ番号 |
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編著者名 |
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編集機関 |
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
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発行機関 |
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
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発行年月日 |
20220330 |
作成機関ID |
09000 |
郵便番号 |
3290418 |
電話番号 |
0285448441 |
住所 |
栃木県下野市紫474 |
報告書種別 |
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
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資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外) |
所蔵大学(NCID) |
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JP番号 |
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他の電子リソース |
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備考 |
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所収論文 |
タイトル |
縄文時代中期中葉「浄法寺類型」の文様に関する覚書 |
英語タイトル |
Memorandum of Johoji-Cathegory Potteries' Patterns in the Middle Stage of the Middle Jomon Period. |
著者 |
塚本 師也
, TSUKAMOTO Moroya
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ページ範囲 |
1 - 24
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NAID |
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都道府県 |
福島県
栃木県
新潟県
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時代 |
縄文
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文化財種別 |
考古資料
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遺跡種別 |
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遺物(材質分類) |
土器
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学問種別 |
考古学
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テーマ |
文化系統
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他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=師也|last=塚本|contribution=縄文時代中期中葉「浄法寺類型」の文様に関する覚書|title=研究紀要|date=2022-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122199|location=栃木県下野市紫474|ncid=AA12576234|doi=10.24484/sitereports.122199|volume=30}}
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抄録(内容要約) |
栃木県北部から福島県会津・中通り地方に縄文時代中期中葉に分布する浄法寺類型の土器は、口頸部文様帯に、大小の突起を起点に、横“S”字状文、単方向の渦巻文、対向渦巻文の3種類の文様を基隆帯で描き、それと同方向の沈線で器面を充填する。対して胴部には縄文を施文する。浄法寺類型の土器は、同じ地域に分布する火炎系土器を母体として成立したと指摘されてきたが、口頸部文様帯の3種類の文様は火炎系土器とも共通し、この見解を裏付けることができた。浄法寺類型の標準的な土器は、平縁で、トンボ眼鏡状の中空の大突起から基隆帯による主文様を派生させる土器である。火炎系土器の平縁の土器では、火焔型土器に類似する鶏頭冠風の突起が主体を占める。トンボ眼鏡状突起は低調で、会津地方に比較的多く、栃木県那須地方には少ない。那須地方に多い浄法寺類型の成立は、会津地方の火炎系土器が鍵を握っているようである。 |
タイトル |
栃木県宇都宮市刈沼遺跡出土土器付着物の炭素14年代・同位体比測定 |
英語タイトル |
Analysis of Charred Materials on Potsherds by Means of Table Isotope Analysis and Radiocarbon Dating of Karinuma-Site in Utsunomiya City, Tochigi Prefecuture. |
著者 |
小林 謙一
, KOBAYASHI Ken'ichi
米田 穣
, YONEDA Minoru
尾嵜 大真
, OZAKI Hiromasa
大森 貴之
, OMORI Takayuki
江原 英
, EHARA Ei
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ページ範囲 |
25 - 45
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NAID |
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都道府県 |
栃木県
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時代 |
縄文
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文化財種別 |
考古資料
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遺跡種別 |
集落
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遺物(材質分類) |
土器
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学問種別 |
考古学
文化財科学
|
テーマ |
編年
年代特定
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他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=謙一|last=小林|first2=穣|last2=米田|first3=大真|last3=尾嵜|first4=貴之|last4=大森|first5=英|last5=江原|contribution=栃木県宇都宮市刈沼遺跡出土土器付着物の炭素14年代・同位体比測定|title=研究紀要|date=2022-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122199|location=栃木県下野市紫474|ncid=AA12576234|doi=10.24484/sitereports.122199|volume=30}}
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抄録(内容要約) |
宇都宮市刈沼遺跡について、栃木県埋蔵文化財センターより刊行された調査報告書において、出土縄紋後晩期土器付着炭化物の炭素14年代測定結果を報告した。その際に、炭素量不足から保留していた試料について、再度採取試料の前処理から試みたところ、新たに測定することができたので報告する。既報告分の年代値について、較正年代がIntCal20に改訂されたこともあり、合わせて較正年代を算出し直して年代的位置づけについて再検討した。 今回測定分の年代値を比定される土器型式順に整理してみた場合、型式論的な判断と測定値とはおおむね整合的である。なお、当該時期は、IntCal13とIntCal20では結果的に較正年代値が大きく異なることはないことも確認できた。 測定結果の較正年代値は、最も古い年代のものは曽谷式期に対比される年代、安行2式期に対比される試料は、後期安行期の推定年代と概ね合致する年代、晩期初頭大洞B式に比定された土器付着物は晩期B式の新しい時期に比定され得る年代となるなど、概ね土器型式の順番と合致する。一方で、姥山Ⅱ式に比定される試料や、もっとも新しい大洞A式に対比される試料は、それぞれ想定される推定年代よりも数十年古い年代であった。以上のように、一部の土器においては土器型式から想定されるよりもやや古い年代と思われる事例が散見された。 年代値と別に、安定同位体比および炭素・窒素比を検討したところ、同位体比を見ると、δ13Cは-24.9~-30.3‰の値であり、陸性の起源物質に由来する可能性が考えられた。前述のように、いくつか比定される土器型式よりも数十年程度古い年代を示す例の存在を検討すると、窒素同位体がやや高い内面付着物を中心にやや古い年代を示す例があることは、魚など海産物を一定量混和させた内容物を調理したお焦げである可能性が考えられ、今後の検討が必要である。 内陸部に位置する集落遺跡において、後期後葉から晩期の年代測定例を蓄積できた。土器型式毎の推定年代を高精度化するため、土器型式比定の確実な試料の測定を進めるとともに、付着物の由来についても検討を重ねていく必要がある。 |
タイトル |
唐の装飾馬と日本との比較 |
英語タイトル |
Comparison of Decorative Horses between Tang Dynasty and Asuka-Nara-Heian Period Japan. |
著者 |
津野 仁
, TSUNO Jin
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ページ範囲 |
47 - 87
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NAID |
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都道府県 |
栃木県
群馬県
千葉県
東京都
神奈川県
石川県
長野県
静岡県
三重県
奈良県
山口県
福岡県
アジア州(日本除く)
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時代 |
飛鳥白鳳
奈良
平安
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文化財種別 |
絵画
彫刻
考古資料
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遺跡種別 |
宮都
官衙
墓
古墳
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遺物(材質分類) |
土器
金属器
繊維製品(紙含む)
皮革
漆器
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学問種別 |
考古学
文献史学
美術史
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テーマ |
文化系統
資料集成
制度・政治
軍事
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他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=仁|last=津野|contribution=唐の装飾馬と日本との比較|title=研究紀要|date=2022-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122199|location=栃木県下野市紫474|ncid=AA12576234|doi=10.24484/sitereports.122199|volume=30}}
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抄録(内容要約) |
唐の法典や儀衛の一部を継受した日本で、儀仗に唐様式馬装が導入されたのか、比較検討した。最初に、唐の馬装について俑・壁画・皇帝陵の石馬から馬具の部分や組合せの実態を検討した。その馬装は、胸懸に杏葉か瓔珞5枚(個)、尻懸片面に3枚(個)が最も基本的な型で、最も華美な馬装は蓮の蕾形の雲珠が付き、多数の杏葉が垂下する。これが、7世紀後葉から8世紀前半の三懸垂飾の基本型の一つであった。これは皇帝や皇族・三品以上の高官の儀仗馬装であった。日本では、毛皮製韉や障泥及び金銀装の馬装が蕃客に国威を示し、律令国家の対外政策上必要な道具であった。さらに、『延喜式』左右馬寮記載の女鞍や正倉院2号鞍等が装飾馬の典型と判断された。唐様式との関係では、三懸飾金具の一部や杏葉、及び韉・障泥の材質と金装馬の配置などが唐様式の馬装・隊列配置であるが、馬具の機能的な部分は前代から継承したものになっている。馬具においても唐の階層的儀仗制が適用されて、唐国内や日本を含む周辺諸国に規制されていたと考えられる。唐朝廷の儀仗は儀衛上使用する階層が限定されていたためである。 |
タイトル |
栃木県下野市御鷲山古墳の小札甲 |
英語タイトル |
Lamellar Armor of the Late Kohun Period (7th Century) Excavated from Owashiyama Tumulus in Shimotsuke-City, Tochigi Prefecture, Japan. |
著者 |
内山 敏行
, UCHIYAMA Toshiyuki
|
ページ範囲 |
89 - 101
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NAID |
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都道府県 |
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
大阪府
奈良県
|
時代 |
古墳
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文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
古墳
|
遺物(材質分類) |
金属器
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学問種別 |
考古学
|
テーマ |
編年
文化系統
資料紹介
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他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=敏行|last=内山|contribution=栃木県下野市御鷲山古墳の小札甲|title=研究紀要|date=2022-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122199|location=栃木県下野市紫474|ncid=AA12576234|doi=10.24484/sitereports.122199|volume=30}}
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抄録(内容要約) |
墳長85mの前方後円墳から出土した古墳時代後期末の鉄製小札を再報告・検討する。縅孔1列偏円頭形の附属具小札には肩甲(袖甲)の部品があり、膝甲なども含む可能性がある。縅孔2列円頭形小札はおそらく甲の本体小札で、縅孔4個の小札は草摺部、縅孔5個の小札は胴部の可能性が高い。「富木車塚型」または「金鈴塚型」の小札甲か、その関連型式と考える。倭系の2列円頭形小札甲に、外来系の1列偏円頭形小札附属具を組み合わせる事例と推定した。外来系附属具を倭で製作した工人、あるいは舶載品の存在、使用者と朝鮮半島社会との関わりなどを考えてゆく必要がある。 |
タイトル |
栃木県中近世遺跡発掘調査報告書文献目録 その2 |
英語タイトル |
Excavation Survey Report Bibliography of Middle Age and Early Modern Sites in Tochigi Prefecture: Part 2. |
著者 |
杉浦 昭博
, SUGIURA Akihiro
|
ページ範囲 |
103 - 122
|
NAID |
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都道府県 |
栃木県
|
時代 |
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
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文化財種別 |
史跡
考古資料
|
遺跡種別 |
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遺物(材質分類) |
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学問種別 |
考古学
|
テーマ |
資料集成
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他の電子リソース |
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引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=昭博|last=杉浦|contribution=栃木県中近世遺跡発掘調査報告書文献目録 その2|title=研究紀要|date=2022-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122199|location=栃木県下野市紫474|ncid=AA12576234|doi=10.24484/sitereports.122199|volume=30}}
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抄録(内容要約) |
本稿は当センター研究紀要第16号(2008)に掲載された、「栃木県中世遺跡発掘調査報告書文献目録」を引き継ぎ、平成19(2007)年1月から令和3(2021)年12月までに発行され、当センター図書室に所蔵している栃木県内中近世遺跡発掘調査報告書をまとめた文献目録である。 |
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所収遺跡 |
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要約 |
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