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栃木県下野市御鷲山古墳の小札甲
Lamellar Armor of the Late Kohun Period (7th Century) Excavated from Owashiyama Tumulus in Shimotsuke-City, Tochigi Prefecture, Japan.

内山 敏行 ( UCHIYAMA Toshiyuki )
 墳長85mの前方後円墳から出土した古墳時代後期末の鉄製小札を再報告・検討する。縅孔1列偏円頭形の附属具小札には肩甲(袖甲)の部品があり、膝甲なども含む可能性がある。縅孔2列円頭形小札はおそらく甲の本体小札で、縅孔4個の小札は草摺部、縅孔5個の小札は胴部の可能性が高い。「富木車塚型」または「金鈴塚型」の小札甲か、その関連型式と考える。倭系の2列円頭形小札甲に、外来系の1列偏円頭形小札附属具を組み合わせる事例と推定した。外来系附属具を倭で製作した工人、あるいは舶載品の存在、使用者と朝鮮半島社会との関わりなどを考えてゆく必要がある。
NAID :
時代 古墳
文化財種別 考古資料
史跡・遺跡種別 古墳
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 考古学
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総覧登録日 : 2022-05-06
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
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この論文は下の刊行物の 89 - 101 ページ に掲載されています。

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