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石峠2遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70291
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70291
For Citation 公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2020 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書709:石峠2遺跡発掘調査報告書』国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所他
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2020 『石峠2遺跡発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書709
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=忠昭|last=北村|first2=剛|last2=佐藤|first3=あゆみ|last3=佐藤|first4=里奈|last4=松政|first5=隆英|last5=佐々木|first6=裕樹|last6=森|title=石峠2遺跡発掘調査報告書|origdate=2020-03-13|date=2020-03-13|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/70291|location=岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地|ncid=BB3128170X|doi=10.24484/sitereports.70291|series=岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書|volume=709}} 閉じる
File
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Title 石峠2遺跡発掘調査報告書
Participation-organizations (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
Alternative いしとうげ2いせきはっくつちょうさほうこくしょ
Subtitle 三陸沿岸道路建設事業関連遺跡発掘調査
Volume
Series 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
Series Number 709
Author
Editorial Organization
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
Publisher
国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所
公益財団法人岩手県文化振興事業団
Publish Date 20200313
Publisher ID
ZIP CODE 0200853
TEL 0196389001
Aaddress 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 石峠Ⅱ遺跡
Site Name Transcription いしとうげ2いせき
Order in book
Address 岩手県下閉伊郡山田町石峠第2地割6-30ほか
Address Transcription いわてけんしもへいぐんやまだまちいしとうげだい2ちわり6-30ほか
City Code 03482
Site Number LG63-2129
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 393242
East Longitude (WGS) 1415525
Dd X Y 39.544999 141.923611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20130701-20131220
20140408-20141105
20150417-20150804
Research Space
4700
590
3598
Research Causes 三陸沿岸道路建設事業
OverView
Site Type
集落
製鉄
その他
Main Age
縄文
平安
中世(細分不明)
Main Features
竪穴住居
住居状遺構
掘立柱建物
陥し穴
土坑
炉跡
焼土遺構
柱穴
製鉄炉
墓壙
土取り穴
Main Foundings
縄文土器
石器
土製品
石製品
土師器
須恵器
陶器
刀子
銭貨
鉄滓
羽口
Remark 早期中葉(物見台式)、前期初頭~前葉、中期末葉(大木10式)の集落跡
Abstract  石峠Ⅱ遺跡は縄文時代早期中葉から近世まで断続的に活用されていた場所であることが判明した。縄文時代は早期末葉、前期初頭~前葉、中期末葉を中心に集落として、詳細な時期は特定できないが、断続的に狩猟の場として利用されてきた。その最盛期は縄文時代中期末葉である。当該期の集落は、南東向きの緩斜面地に居住域、斜面部に貯蔵域を配置する特徴があり、この配置は同時期の当該地域では共通性が見られる。本遺跡は地域を代表する遺跡の一つである。
 古代についても集落の一部を確認できたが、規模は小さく、詳細は不明である。
 中世は鉄生産の場、集落、墓域として利用されている。鉄生産に関しては、製鉄炉と鉄生産に関係すると想定される土取り穴が確認されたが、その他の遺構である建物を含む作業場、炭窯、廃滓場等は確認されていない。鉄生産に必要不可欠なものであるため、調査対象区域外に存在するものと考えられる。古代から中世の鉄生産に関わる調査事例は震災復興調査の進展に伴い、太平洋沿岸一帯で遺跡数が増加している。特に山田町から宮古市にかけては、花崗岩帯から採取される砂鉄原料を用いた鉄生産が盛んとなっており、石峠Ⅱ遺跡もそのなかの一つと考えられる。

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