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鐘・雲版・鰐口 ―駿遠から南信へ―

足立 順二
南信濃にある梵鐘・雲版・鰐口の一部には、奉納先の三河・遠江・駿河を離れ、伝世する例がある。
むろんある時期、奉納先から人によって運ばれてきたものであるが、なぜ、どのようにして、どんなルートで運ばれたのかを検討する。
またこれら仏具の型式的特徴から一部が遠江・駿河の鋳物師集団の作品であることを指摘し、今も遠江・駿河に残る仏具との近似点を取りあげて、その関係についてもふれている。このように小論は梵鐘・雲版・鰐口を単に銘文だけを取り上げるのではなく、三・遠・南信における移動の意味やそれに基づく新たな地域史を描こうとしている。
NAID :
文化財種別 工芸品 有形文化財
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 考古学
テーマ 文化系統
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Created Date : 2021-04-11
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=順二|last=足立|contribution=鐘・雲版・鰐口 ―駿遠から南信へ―|title=静岡県埋蔵文化財センター 研究紀要 創刊号|date=2012-03-16|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/90630|location=静岡市清水区蒲原5300-5|ncid=AA12563560|doi=10.24484/sitereports.90630}} 閉じる
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この論文は下の刊行物の 45 - 56 ページ に掲載されています。

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