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普天間石川原第一遺跡 普天間グスクンニー遺跡 普天間下原古墓群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129269
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.129269
For Citation 沖縄県立埋蔵文化財センター 2022 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書111:普天間石川原第一遺跡 普天間グスクンニー遺跡 普天間下原古墓群』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2022 『普天間石川原第一遺跡 普天間グスクンニー遺跡 普天間下原古墓群』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書111
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File
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Title 普天間石川原第一遺跡 普天間グスクンニー遺跡 普天間下原古墓群
Participation-organizations 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
Alternative ふてんまいしちゃーばるだいいちいせき ふてんまぐすくんにーいせき ふてんましちゃばるこぼぐん
Subtitle キャンプ瑞慶覧内東普天間住宅地区に係る文化財発掘調査報告書
Volume
Series 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
Series Number 111
Author
Editorial Organization
沖縄県立埋蔵文化財センター
Publisher
沖縄県立埋蔵文化財センター
Publish Date 20220309
Publisher ID 47000
ZIP CODE 9030125
TEL 0988358752
Aaddress 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 普天間石川原第一遺跡
Site Name Transcription ふてんまいしちゃーばるだいいちいせき
Order in book 1
Address 沖縄県宜野湾市字普天間
Address Transcription おきなわけんぎのわんしあざふてんま
City Code 472051
Site Number 16
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 261742
East Longitude (WGS) 1274618
Dd X Y 26.295 127.771666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20170823-20180314
Research Space
8292
Research Causes 沖縄防衛局によるキャンプ瑞慶覧内東普天間住宅地区の住宅建設に伴う記録保存調査
OverView
Site Type
交通
田畑
Main Age
近世(細分不明)
近代(細分不明)
沖縄貝塚
グスク
Main Features
列状ピット群
溝状遺構
石列
炉跡
道跡
Main Foundings
土器
石器
カムィヤキ
中国産陶磁器
本土産陶磁器
沖縄産陶器
金属製品
Remark グスク時代の階段状の畑跡で14〜15世紀はコムギを栽培。
Site Name 普天間グスクンニー遺跡
Site Name Transcription ふてんまぐすくんにーいせき
Order in book 2
Address 沖縄県宜野湾市字普天間
Address Transcription おきなわけんぎのわんしあざふてんま
City Code 472051
Site Number 15
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 261745
East Longitude (WGS) 1274621
Dd X Y 26.295833 127.7725
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180717-20190304
Research Space
400
Research Causes 沖縄防衛局によるキャンプ瑞慶覧内東普天間住宅地区の住宅建設に伴う記録保存調査
OverView
Site Type
田畑
Main Age
近世(細分不明)
近代(細分不明)
Main Features
溝状遺構
Main Foundings
土器
石器
中国産陶磁器
本土産陶磁器
沖縄産陶器
Remark 近代の耕作跡を確認。
Site Name 普天間下原古墓群
Site Name Transcription ふてんましちゃばるこぼぐん
Order in book 3
Address 沖縄県宜野湾市字普天間
Address Transcription おきなわけんぎのわんしあざふてんま
City Code 472051
Site Number 302
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 261744
East Longitude (WGS) 1274616
Dd X Y 26.295555 127.771111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20190701-20191213
Research Space
5593
Research Causes 沖縄防衛局によるキャンプ瑞慶覧内東普天間住宅地区の住宅建設に伴う記録保存調査
OverView
Site Type
Main Age
近世(細分不明)
近代(細分不明)
Main Features
掘込墓
亀甲墓
破風墓
獣骨埋設遺構
Main Foundings
厨子甕
中国産陶磁器
本土産陶磁器
沖縄産陶器
銭貨
金属製品
瓦製品
Remark 普天間古集落の墓域で、厨子甕内から指輪着装指骨を確認。
Abstract キャンプ瑞慶覧内東普天間住宅地区の記録保存調査を実施した。
普天間石川原第一遺跡では、貝塚時代の埋没谷地形を確認した。貝塚時代後半からグスク時代初期にかけて谷地が開拓され、グスク時代は階段状の畑跡が展開していたとみられる。列状ピット群や溝状遺構、石列などの耕作関連遺構が検出されている。溝状遺構からコムギの炭化種実が多く検出され、14〜15世紀はコムギを栽培していた可能性がある。
普天間グスクンニー遺跡では近世〜近代の耕作関連遺構が確認された。
普天間下原古墓群は、掘込墓や亀甲墓・破風墓によって構成される19世紀後半から近代にかけての墓地で、厨子甕の銘書から普天間古集落の墓域であったことが確認された。墓の構築は地形を上手く利用しており、墓の付近でサンゴを焼き生石灰づくりから漆喰製造を行い、墓表面の仕上げを行っていた可能性もあり、当時の墓地造営における土木技術を知ることができた。27号墓厨子甕1内の指輪着装指骨は靱帯などで連結していた可能性があり、近代の洗骨習俗について窺える。19号墓では儀礼の可能性がある獣骨埋設遺構も確認されたほか、沖縄戦時の壕跡と戦没者人骨が墓庭で検出された。過去の海軍病院地区の発掘調査成果も踏まえると、普天間古集落から墓地へ至る道跡を確認することが出来た。

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