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小牧遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91659
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91659
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2021 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書39:小牧遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2021 『小牧遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書39
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書名 小牧遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな こまきいせき
副書名 東九州自動車道建設(志布志IC~鹿屋串良JCT間)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 2: 旧石器時代~縄文時代早期編
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 39
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20210301
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995700574
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小牧遺跡
遺跡名かな こまきいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県鹿屋市串良町細山田
所在地ふりがな かごしまけんかのやしくしらちょうほそやまだ
市町村コード 46203
遺跡番号 203-350
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312645
東経(世界測地系)度分秒 1305643
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.445833 130.945277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130801-20131028
20150704-20150728
20150713-20160127
20160509-20170127
20170508-20180223
20170509-20180126
調査面積(㎡)
19200
調査原因 東九州自動車道 建設(志布志IC~鹿屋串良JCT間)に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
縄文
主な遺構
ブロック
竪穴建物跡
土坑
連穴土坑
集石
石器集積
主な遺物
ナイフ形石器
三凌尖頭器
尖頭器
細石刃
チップ
フレーク
石核
岩本式土器
前平式土器
加栗山式土器
小牧3Aタイプ
札ノ元Ⅶ類土器
吉田式土器
石坂式土器
下剥峯式土器
桑ノ丸式土器
中原式土器
押型文土器
手向山式土器
平栫式土器
塞ノ神式土器
苦浜式土器
石鏃
石匙
打製石斧
磨製石斧
磨敲石
石皿
石錘
軽石製品
石製品(垂飾)
特記事項
要約  小牧遺跡は,大隅半島中央部を東流する串良川の左岸,笠野原台地の東南端に位置する独立丘陵状の台地上に立地する。本遺跡は,旧石器時代,縄文時代早期~晩期,弥生時代中期,古墳時代,古代,中世,近世の遺構や遺物が発見され,各時代の集落や人々の活動の場として,使われてきた遺跡である。本報告書は,そのうち旧石器時代から縄文時代早期の遺物・遺構について報告する。
 注目されるのが,縄文時代早期の遺構群である。38基の竪穴建物跡と21基の土坑,7基の連穴土坑,51基の集石,4基の石器集積である。出土した遺物は,岩本式,前平式,加栗山式,小牧3A,札ノ元Ⅶ類,吉田式,石坂式,下剥峯式,桑ノ丸式,中原式,押型文,手向山式,平栫式,塞ノ神式,苦浜式の土器とともに,石鏃,石匙,打製石斧,磨製石斧,磨敲石,石皿,石錘,軽石製品,石製品(垂飾)が出土した。遺構と遺物の対比が可能であるため,当時の地域及びその周辺の歴史を紐解く上で貴重な資料である。

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