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仙台平野における弥生津波伝承と古墳前期首長墳の築造位置
Transmission of Yayoi-tsunami Disaster and Location of Tribal Chief Tombs at the Early Stage of Kofun Period in the Sendai Plain

斎野 裕彦 ( SAINO Hirohiko )
宮城県岩沼市のかめ塚古墳の新たな調査成果を確認し、それを含む仙台平野の古墳時代前期の前方後円墳3基の築造位置を検討すると、弥生時代中期中葉中段階(中在家南式期)の大震災の津波遡上限界付近(現海岸線から約6km)にあることが判明し、大震災以降農耕集落が営まれていなかった津波遡上域へ、この時期から農耕集落が進出することから、大震災の津波による災害が古墳時代前期までおよそ400年にわたって伝承されてきたこと、そして首長墳が津波防災のランドマークとしての機能を合わせもっており、沿岸部へ再進出する集落動態と連動する首長墳築造の背景に防災行動があったことを推定した。
NAID :
都道府県 : 宮城県
時代 弥生 古墳
文化財種別 史跡 考古資料
史跡・遺跡種別 集落 田畑 古墳
遺物(材質分類) 石器 土器 木製品
学問種別 考古学
テーマ 文化系統
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総覧登録日 : 2024-09-21
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=裕彦|last=斎野|contribution=仙台平野における弥生津波伝承と古墳前期首長墳の築造位置|title=第3回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集|date=2024-09-24|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140270|doi=10.24484/sitereports.140270}} 閉じる
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この論文は下の刊行物の 142 - 157 ページ に掲載されています。

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