竪穴住居が沈んだ日（あるいは遺構変形論） 古墳時代中期・５世紀・和泉期大地震 －東京都調布市染地遺跡第128 地点SI04 の調査から－
The Day the Pit Dwelling Sank (or the Theory of Deformation of the Remains): The Great Earthquake of the Izumi Period, Middle Kofun Period, 5th Century: From the Survey at Site No. 128, SI04, Somechi Site, Chofu City, Tokyo, Japan.
及川 良彦
( OYOGAWA Yoshihiko )
古墳時代中期のある日、多摩川左岸に作られた染地ムラを巨大な地震がおそった。ガタガタの後、強烈な上下動が長く続き、地面は家ごとぐわんぐわんと上下にうねり、誰も立っていられない。そして、とうとう家がななめに傾き始め、柱はズブズブと地下に沈み込んだ。柱とともに重たい屋根もスローモーションをみるように崩れていった。
この論文は下の刊行物の 152 - 173 ページ に掲載されています。
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