奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41530 件
( 発行機関数 759 機関 )
現在の書誌登録数
132564 件
( 前年度比 + 1911 件 )
( 発行機関数 1918 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147734 件
( 前年度比 + 2301 件 )
現在の文化財論文件数
120679 件
( 前年度比 + 1688 件 )
現在の文化財動画件数
1315 件
( 前年度比 + 131 件 )
( 登録機関数 118 機関 )
文化財イベント件数
1265 件
( 前年度比 + 216 件 )
※過去開催分含む

辻花遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132773
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132773
引用表記 山口県埋蔵文化財センター 2023 『山口県埋蔵文化財センター調査報告114:辻花遺跡』公益財団法人山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センター
山口県埋蔵文化財センター 2023 『辻花遺跡』山口県埋蔵文化財センター調査報告114
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=哲一|last=谷口|first2=史晃|last2=塚本|title=辻花遺跡|origdate=2023-03-24|date=2023-03-24|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/132773|location=山口県山口市春日町3番22号|doi=10.24484/sitereports.132773|series=山口県埋蔵文化財センター調査報告|volume=114}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 辻花遺跡
発行(管理)機関 (公財)山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター - 山口県
書名かな つじはないせき
副書名
巻次
シリーズ名 山口県埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 114
編著者名
編集機関
山口県埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センター
発行年月日 20230324
作成機関ID 35203
郵便番号 7530073
電話番号 0839231060
住所 山口県山口市春日町3番22号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 辻花遺跡
遺跡名かな つじはないせき
本内順位
遺跡所在地 山口県田布施町下田布施
所在地ふりがな やまぐちけんたぶせちょうしもたぶせ
市町村コード 35343
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 335654
東経(日本測地系)度分秒 1320137
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.9516 132.0245
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210607-20220318
調査面積(㎡)
2270
調査原因 ほ場整備
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
弥生
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物    3棟
土杭      19基
溝・溝状遺構  10条
柱列       9条
杭列       5条
柱穴      436個
畦状遺構     1条
性格不明遺構   2基
土器埋設遺構   1基
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
陶磁器土製品
石器・石製品
鉄製品
木器・木製品
木材・種子等
特記事項 縄文時代晩期のドングリ貯蔵用土杭、土器埋設遺構を検出。また弥生時代杭列、畦状遺構に伴い、土器がまとまって出土した。 
要約  辻花遺跡は、丘陵先端部の低地及び東側谷部に立地する、縄文時代から中世にかけての集落跡、散布地である。
 調査では、縄文時代晩期のドングリ貯蔵用土杭や土器埋設遺構が発見され、包含層からは同時期の土器・石器がまとまって出土した。調査例の少ない県東部における縄文時代資料として貴重となる。
 弥生時代は土杭、溝状遺構など集落の一部とともに、谷部では湿地との境に杭列、畦状遺構が構築され、まとまって出土した中期から後期土器は、出土状態から祭祀に関連があるとみられる。また包含層からは中期から古墳時代初頭の遺物が多く出土した。出土遺物には分銅形土製品など注目されるものもあり、当該期の土器様相を知るうえで良好な資料である。
 中世は12~15世紀の掘立建物などが検出され、才賀川に近接するまで居住域を拡大したことが確認された。
 また木片、種実等の自然遺物が多く残存しており、これらに対して同定分析や年代測定等の自然科学分析を実施し、当時の古環境や埴生についての資料を得た。 
 今回の調査は、丘陵部と才賀川に挟まれた低地や谷部における縄文時代から中世にかけての遺構状況を把握でき、当地域の低地遺跡の在り方を考えるうえで良好な資料となった。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 280
ファイルダウンロード数 : 128

全国のイベント

外部出力