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辻花遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132773
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132773
For Citation 山口県埋蔵文化財センター 2023 『山口県埋蔵文化財センター調査報告114:辻花遺跡』公益財団法人山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センター
山口県埋蔵文化財センター 2023 『辻花遺跡』山口県埋蔵文化財センター調査報告114
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=哲一|last=谷口|first2=史晃|last2=塚本|title=辻花遺跡|origdate=2023-03-24|date=2023-03-24|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/132773|location=山口県山口市春日町3番22号|doi=10.24484/sitereports.132773|series=山口県埋蔵文化財センター調査報告|volume=114}} 閉じる
File
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Title 辻花遺跡
Participation-organizations (公財)山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター - 山口県
Alternative つじはないせき
Subtitle
Volume
Series 山口県埋蔵文化財センター調査報告
Series Number 114
Author
Editorial Organization
山口県埋蔵文化財センター
Publisher
公益財団法人山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センター
Publish Date 20230324
Publisher ID 35203
ZIP CODE 7530073
TEL 0839231060
Aaddress 山口県山口市春日町3番22号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 辻花遺跡
Site Name Transcription つじはないせき
Order in book
Address 山口県田布施町下田布施
Address Transcription やまぐちけんたぶせちょうしもたぶせ
City Code 35343
Site Number
North Latitude (JGD) 335654
East Longitude (JGD) 1320137
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 33.9516 132.0245
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20210607-20220318
Research Space
2270
Research Causes ほ場整備
OverView
Site Type
集落
散布地
Main Age
縄文
弥生
中世(細分不明)
Main Features
掘立柱建物    3棟
土杭      19基
溝・溝状遺構  10条
柱列       9条
杭列       5条
柱穴      436個
畦状遺構     1条
性格不明遺構   2基
土器埋設遺構   1基
Main Foundings
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
陶磁器土製品
石器・石製品
鉄製品
木器・木製品
木材・種子等
Remark 縄文時代晩期のドングリ貯蔵用土杭、土器埋設遺構を検出。また弥生時代杭列、畦状遺構に伴い、土器がまとまって出土した。 
Abstract  辻花遺跡は、丘陵先端部の低地及び東側谷部に立地する、縄文時代から中世にかけての集落跡、散布地である。
 調査では、縄文時代晩期のドングリ貯蔵用土杭や土器埋設遺構が発見され、包含層からは同時期の土器・石器がまとまって出土した。調査例の少ない県東部における縄文時代資料として貴重となる。
 弥生時代は土杭、溝状遺構など集落の一部とともに、谷部では湿地との境に杭列、畦状遺構が構築され、まとまって出土した中期から後期土器は、出土状態から祭祀に関連があるとみられる。また包含層からは中期から古墳時代初頭の遺物が多く出土した。出土遺物には分銅形土製品など注目されるものもあり、当該期の土器様相を知るうえで良好な資料である。
 中世は12~15世紀の掘立建物などが検出され、才賀川に近接するまで居住域を拡大したことが確認された。
 また木片、種実等の自然遺物が多く残存しており、これらに対して同定分析や年代測定等の自然科学分析を実施し、当時の古環境や埴生についての資料を得た。 
 今回の調査は、丘陵部と才賀川に挟まれた低地や谷部における縄文時代から中世にかけての遺構状況を把握でき、当地域の低地遺跡の在り方を考えるうえで良好な資料となった。

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