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中津野遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131445
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131445
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2022 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書217:中津野遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2022 『中津野遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書217
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書名 中津野遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな なかつのいせき
副書名 国道270号(宮崎バイパス)道路改築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 3
巻次 低地部・低湿地部編
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 217
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20220301
作成機関ID 46001
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中津野遺跡
遺跡名かな なかつのいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県南さつま市金峰町中津野
所在地ふりがな かごしまけんみなみさつましきんぽうちょうなかつの
市町村コード 46220
遺跡番号 220-218
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312700
東経(世界測地系)度分秒 1302037
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.45 130.343611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060703-20061227
20070507-20080227
20080901-20100224
20130605-20130224
20140804-20141224
20151102-20160325
20161101-20170315
20170515-20180316
調査面積(㎡)
7800
4700
7500
5260
3900
410
2100
1400
9300
調査原因 国道270号(宮崎バイパス)道路改築工事に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
集石
土坑
埋設土器
集積遺構
特殊遺構
竪穴建物跡
柱穴
溝状遺構
堀立柱建物跡
炉跡
ピット
足跡
土木遺構
主な遺物
塞ノ神式土器
曽畑式土器
轟式土器
春日式土器
阿高式土器
磨消縄文系土器(福田K2式,小池原下層式,小池原上層式,鐘崎式)
宮ノ迫式土器
岩崎上層式土器
南福寺式土器
出水式土器
指宿式土器
松山式土器
市来式土器
丸尾式土器
円盤形土製品
土製品
打製石鏃
石錐
尖頭器
異形石器
石匙
スクレイパー
石核
磨製石斧
擦切石器
打製石斧
磨石
礫器
石皿
台石
軽石製品
石製品
黒川式土器
夜臼式土器
刻目突帯文土器
高橋式土器
板付式土器
入来式土器
管玉
磨製石鏃
石包丁
柱状片刃石斧
舷側板
梯子
木製農具
成川式土器
鳥形木製品
土師器
須恵器
曲物
青磁
白磁
青花
古瀬戸
備前焼
常滑焼
東播系須恵器
樺万丈産須恵器
瓦質土器
薩摩焼
染付
石鍋
砥石
特記事項
要約  本遺跡は,金峰山地中岳の北西麓から延びる標高約30mの舌状台地(中津野台地)上と境川の氾濫により形成された沖積地に立地する,旧石器時代~近世にかけての複合遺跡である。地形によって舌状台地上の台地部と沖積地に位置する低地・低湿地部の2地点に分けられる。本書では,低地部・低湿地部分の報告をおこなう。
 縄文時代後期の集石,埋設土器,遺物集中,加工軽石出土,弥生時代前期の竪穴建物跡,土坑,中近世の掘立柱建物跡や炉跡等,土木遺構等の当時の生活をうかがえる遺構を検出した。
 また,縄文時代後期~近世までの各時代の土器や石器などが出土した。特に縄文時代後期の指宿式土器や市来式土器,弥生時代早期の刻目突帯文土器は多量に出土しており,土器型式を考える上で重要な資料となる。また,弥生時代に該当する船材の一部(舷側板)が出土しており,当時の外部との交流や船の構造を考える上で,貴重な資料である。

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