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春日堀遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131571
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131571
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2022 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書48:春日堀遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2022 『春日堀遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書48
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=初音|last=松山|first2=直美|last2=兒島|first3=忠広|last3=黒川|first4=長野眞一|last4=株式会社九州文化財研究所|first5=佐藤武大|last5=株式会社九州文化財研究所|title=春日堀遺跡|origdate=2022-03|date=2022-03|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131571|location=鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号|ncid=BC15326156|ncid=BC15326189|ncid=BC15326225|ncid=BC15326280|doi=10.24484/sitereports.131571|series=公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書|volume=48}} 閉じる
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書名 春日堀遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな かすがぼりいせき
副書名 東九州自動車道建設(志布志IC ~鹿屋串良JCT間)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 2: 縄文時代早期編
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 48
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20220300
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995700574
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 春日堀遺跡
遺跡名かな かすがぼりいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県志布志市有明町蓬原148番地
所在地ふりがな かごしまけんしぶししありあけちょうふつはら148
市町村コード 46221
遺跡番号 221-423
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312748
東経(世界測地系)度分秒 1310222
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.463333 131.039444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101104-20141127
20150511-20160128
20160509-20170127
20171101-20180309
20180507-20181214
調査面積(㎡)
17710
18500
2890
2570
調査原因 東九州自動車 道建設(志布 志IC ~ 鹿屋 串良JCT間)に伴う記録保 存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物跡
連穴土坑
土坑
落とし穴
集石
磨石集積
主な遺物
岩本式土器
前平式土器
加栗山式土器
石坂式Ⅰ・Ⅱ式土器
下剥峯式土器
桑ノ丸式土器
押型文土器
中原式土器
塞ノ神式土器
石鏃
尖頭状石器
石槍
石匙
削器
掻器
石錘
磨製石斧
石皿類
環状石斧
トロトロ石器
石製品
特記事項
要約  発掘調査では縄文時代早期前葉~中葉の集落跡が確認された。中心となる時期は縄文時代早期中葉で,遺構密度が極めて高く,連穴土坑や集石,土坑の検出数は県内でも最も多い遺跡の1つである。
 遺構では,竪穴建物跡や連穴土坑が比較的高い位置で検出でき,その結果,竪穴建物跡では2段掘りの可能性が確認できた。連穴土坑では,はじめに楕円形土坑を掘削した後に主穴と従穴とをトンネルで繋ぐといった掘り方をうかがわせるものも確認できた。
 遺物では,南九州貝殻文系土器とともに,押型文土器や撚糸文土器などの外来的様相の濃い土器群がまとまって出土した。この中には尖底や丸底の資料も多く出土している。石器組成にも特徴が見られる。これまで南九州貝殻文系土器とともに出土する事例の少ない尖頭状石器や掻器,石錐や石錘といった石器の出土は,異系統文化との接点や大隅半島東部といった地理的条件にも因る可能性なども考えられる。

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