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春日堀遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72344
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72344
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2020 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書32:春日堀遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2020 『春日堀遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書32
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書名 春日堀遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな かすがぼりいせき
副書名 東九州自動車道建設(志布志IC〜鹿屋串良JCT間)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 1 : 縄文時代中期~近世編
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 32
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20200300
作成機関ID
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 春日堀遺跡
遺跡名かな かすがぼりいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県志布志市有明町蓬原148番地
所在地ふりがな かごしまけんしぶししありあけちょうふつはら148ばんち
市町村コード 46221
遺跡番号 221-423
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312754.72
東経(世界測地系)度分秒 1310211.54
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.4652 131.036538
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141104-20141127
20150511-20160128
20160509-20170127
20171101-20180309
20180507-20181214
調査面積(㎡)
20600
調査原因 東九州自動車道 建設(志布志IC~鹿屋串良JCT間)に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
落とし穴
土坑
堀立柱建物跡
竪穴建物跡
遺物集中区
溝跡
遺物溜り
地下式横穴墓
焼土跡
堀跡
道跡
土坑墓
貝溜り
主な遺物
春日式土器
丸尾式土器
山ノ口Ⅰ式
弥生終末から古墳前期の土器
鉄鏃
敲石
砥石
台石
磨製石剣
笹貫式土器新段階
甑󠄀
須恵器
青銅製品(耳環)
軽石製品
棒状石器
土師器
土製品
常滑焼
白磁
青磁
特記事項 弥生終末期~古墳前期
 焼失住居跡を多数検出

古墳終末期(7世紀)
 溝に区画された集落跡

中世
 天守城跡の一部と考えられる堀跡を検出
要約 発掘調査では,縄文時代中期から近世の遺構・遺物が確認された。
縄文時代後期は落とし穴が3基検出され,遺跡周辺は猟場として利用されている。
弥生時代中期には,竪穴建物跡が1軒確認されており,小規模な集落が営まれている。
弥生時代終末期から古墳時代前期は,10軒の竪穴住居跡が確認された。7軒は焼失住居跡で,検出数は県内最多である。焼失住居跡では,建物移転に伴う廃屋儀礼が行われている。
古墳時代終末期は,溝に区画された集落跡が検出されている。竪穴住居跡と掘立柱建物跡が溝によって区画され,地下式横穴墓も検出された。古墳時代終末期の集落構造が分かる重要な調査成果である。
中世は薬研堀とそれに付随する道跡が検出された。堀跡は14世紀後半以降に構築され,調査区の南にある天守城跡の一部と考えられる。
近世は,耕地開発に関連すると推測される区画溝が検出された。

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