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根井沢穴田4遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21812
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21812
引用表記 公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2018 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書683:根井沢穴田4遺跡発掘調査報告書』国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所他
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2018 『根井沢穴田4遺跡発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書683
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書名 根井沢穴田4遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな ねいさわあなた4いせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 三陸沿岸道路建設関連遺跡発掘調査
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 683
編著者名
編集機関
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所
公益財団法人岩手県文化振興事業団
発行年月日 20180309
作成機関ID 03000
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 根井沢穴田Ⅳ遺跡
遺跡名かな ねいさわあなた4いせき
本内順位
遺跡所在地 宮古市津軽石第19地割50-1ほか
所在地ふりがな みやこしつがるいしだい19ちわり50-1ほか
市町村コード 03202
遺跡番号 LG53-2201
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 393430
東経(世界測地系)度分秒 1415540
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.575 141.927777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150416-20150515
20161018-20161220
調査面積(㎡)
600
900
調査原因 三陸沿岸道路建設
遺跡概要
種別
集落
製鉄
時代
縄文
弥生
中世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
土坑
焼土
陥し穴状遺構
小穴
製鉄工房跡
掘立柱建物
土坑
溝跡
柱穴列
土坑墓(家畜)
主な遺物
縄文土器
石器
弥生土器
石器
鉄滓
羽口
動物遺存体
蹄鉄
ガラス瓶
陶磁器
革製品
特記事項 14世紀代の製鉄炉及び工房跡を調査した。この時期としては、遺存状態が良く、構造もある程度判明する好例となる。そのほか、近現代の家畜を埋葬した土坑墓群と出土した動物遺存体も貴重な資料となる。
主な時代:縄文 弥生 中世 近現代
要約  平成27年度と28年度の2カ年に行った発掘調査である。
 平成27年度は、おもに14世紀代における製鉄工房を調査した。製鉄工房は、斜面に構築された竪穴状の工房内に方形を呈する製鉄炉をもつ。炉本体は失われているが、最終操業時の地下構造が良好に残存している。中世前半の製鉄を考える上で貴重な調査となる。
 平成28年度の調査は、平成27年度の調査よりも、沢を挟んで一つ南側の尾根となる。尾根頂部から南側斜面にかけてが調査区であるが、この南側斜面を中心に弥生時代後期と考えられる竪穴建物跡5棟を調査している。いずれも規模が小さく、地床炉を中央にもつものである。そのほか縄文時代と想定できる陥し穴状遺構や土坑類を調査している。
 また、近現代に相当する家畜を埋葬したと考えられる土坑墓を調査した。馬をはじめとし、牛や犬などの動物遺存体が比較的良好に残存していた。これらは新しい年代とはいえ、埋葬方法など民俗例としても貴重な資料といえる。

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