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一乗谷朝倉氏遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/140438
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.140438
引用表記 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 2023 『一乗谷朝倉氏遺跡発掘調査報告』
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 2023 『一乗谷朝倉氏遺跡発掘調査報告』
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書名 一乗谷朝倉氏遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 - 福井県
書名かな いちじょうだにあさくらしいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 第150 次調査 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館建設に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館
発行機関
発行年月日 20230324
作成機関ID
郵便番号 9102151
電話番号 0776417700
住所 福井県福井市安波賀中島町8−10
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 一乗谷朝倉氏遺跡 第150次
遺跡名かな いちじょうだにあさくらしいせき
本内順位
遺跡所在地 福井市安波賀中島町
所在地ふりがな ふくいしあばかなかじまちょう
市町村コード 18210
遺跡番号 01251
北緯(日本測地系)度分秒 360055
東経(日本測地系)度分秒 1361753
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.0184 136.2951
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160628-20160331
20161110-20161220
20170322-20180328
調査面積(㎡)
140
889
5500
調査原因 博物館整備
遺跡概要
種別
田畑
社寺
その他
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
石敷遺構
石垣・堀
溝・大溝
旧河道
井戸
石積遺構
石列
土坑
主な遺物
越前焼
土師質皿
瀬戸・美濃焼
中国製陶磁器
緡銭
漆器
木簡
下駄
備前陶磁器
アブラギリ種実
特記事項 社寺その他・中世/構築・形成時期は少なくとも3 段階に分かれる

田畑その他・近世/構築時期は少なくとも2 段階に分かれる

要約 戦国期から江戸期にかけて、少なくとも4 時期の遺構群(旧河道を含めると5 時期)を確認した。戦国期には当初南北方向に河道が形成され、その下部が埋まった段階で河道を横断する石敷遺構が構築される。一乗谷城下町の流通経済の拠点とされる阿波賀の川湊「一乗の入江」に関連する遺構の可能性がある。また、調査区西側には「経堂」と伝わる場所があり、石垣と堀を確認した。石敷遺構はその「経堂」へ向かう道の可能性もある。河道がほぼ埋まった段階には、東側の微高地に居住域が形成され、河道との境に掘られた溝から、食物残滓を含む多数の遺物が出土した。
 江戸期には、中頃になって突如、井戸や土坑などが構築される。土坑からアブラギリの種実が多量に出土し
たことから、桐油の生産に係る施設と推測される。

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