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石垣構築技術からみた鞠智城跡石垣の位置づけ

小澤 佳憲
本稿では、鞠智城内で知られる二つの石垣について、それらが古代の所産であるのかどうかを検討した。
まず鞠智城跡以外の朝鮮式山城の石垣について、その技術的な側面からの検討を行い「単位積層積」・「もたせ掛けブロック積」という二つの特徴的な技法を抽出した。これをもとに鞠智城跡における二つの石垣について表面観察より構築技法の比較検討を行った。
結果、馬こかしの石垣は両技法を採用しており典型的な朝鮮式山城の石垣と認定できる一方、三枝の石垣は両技法が採用されず、古代の所産とは考えにくいと結論した。
NAID :
Prefecture : Kumamoto Prefecture
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別 城館
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ 技法・技術
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Created Date : 2023-04-29
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=佳憲|last=小澤|contribution=石垣構築技術からみた鞠智城跡石垣の位置づけ|title=鞠智城と古代社会|date=2018-03-18|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122374|location=熊本市中央区水前寺6丁目18番1号|ncid=BB12101709|doi=10.24484/sitereports.122374|series=鞠智城跡「特別研究」論文集|volume=6}} 閉じる
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