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堂古遺跡・下割遺跡6・二反割遺跡2

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23057
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23057
For Citation 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2017 『新潟県埋蔵文化財調査報告書269:堂古遺跡・下割遺跡6・二反割遺跡2』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2017 『堂古遺跡・下割遺跡6・二反割遺跡2』新潟県埋蔵文化財調査報告書269
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File
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Title 堂古遺跡・下割遺跡6・二反割遺跡2
Participation-organizations 新潟県 - 新潟県
Alternative どうこいせき しもわりいせき6 にたんわりいせき2
Subtitle 一般国道253号上越三和道路関係発掘調査報告書 ; 13
Volume
Series 新潟県埋蔵文化財調査報告書
Series Number 269
Author
Editorial Organization
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
Publisher
新潟県教育委員会
Publish Date 20170308
Publisher ID 15100
ZIP CODE 9560845
TEL 0250253981
Aaddress 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 堂古遺跡
Site Name Transcription どうこいせき
Order in book 1
Address 新潟県上越市米岡字堂古535ほか
Address Transcription にいがたけんじょうえつしよねおかあざどうこ
City Code 15222
Site Number 1549
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 370804
East Longitude (WGS) 1381907
Dd X Y 37.134444 138.318611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20140407-20141003
20150421-20150827
Research Space
6804
Research Causes 一般国道253号上越三和道路建設
OverView
Site Type
集落
散布地
Main Age
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
Main Features
掘立柱建物
竪穴状遺構
井戸
畑作溝
焼土土坑
土坑
Main Foundings
土師器
須恵器
円筒形土製品
土師質土器
珠洲焼
青磁
白磁
石鉢
漆器
小刀
Remark 古墳時代前期・古代・中世
中世集落が2時期変遷。井戸が多い。
Site Name 下割遺跡
Site Name Transcription しもわりいせき
Order in book 2
Address 新潟県上越市米岡字ころころ原624-10ほか
Address Transcription にいがたけんじょうえつしよねおかあざころころはら
City Code 15222
Site Number 266
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 370803
East Longitude (WGS) 1381905
Dd X Y 37.134166 138.318055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20150508-20150827
Research Space
1137
Research Causes 一般国道253号上越三和道路建設
OverView
Site Type
集落
Main Age
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
掘立柱建物
井戸
土坑
ピット
Main Foundings
珠洲焼
青磁
近世陶磁器
砥石
下駄
Remark 近世の火事始末を確認。
Site Name 二反割遺跡
Site Name Transcription にたんわりいせき
Order in book 3
Address 新潟県上越市三和区岡木字二反割1013ほか
Address Transcription にいがたけんじょうえつしさんわくおかぎあざにたんわり
City Code 15222
Site Number 1551
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 370811
East Longitude (WGS) 1381922
Dd X Y 37.136388 138.322777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20150713-20150930
Research Space
2580
Research Causes 一般国道253号上越三和道路建設
OverView
Site Type
集落
散布地
Main Age
古代(細分不明)
中世(細分不明)
Main Features
掘立柱建物
井戸
畑作溝
土坑
ピット
性格不明遺構
Main Foundings
土師器
須恵器
円筒形土製品
珠洲焼
石造物
漆器片
下駄
Remark 12世紀中心の集落。2011年度に調査した集落の延伸部分。
Abstract 堂古遺跡:飯田川左岸の自然堤防上に立地する中世(13世紀〜15世紀)の集落遺跡で、標高は13.3〜14.5mである。遺跡南西側に位置する堀を境に、東側には多くの掘立柱建物や井戸、土坑などが位置する。堀の西側にも建物や井戸が位置するが、その数は東側に比べて少ない。堀には2時期の変遷があり、建物などにも重複が見られることから、堀の変遷に合わせ、集落内の配置も変更されたことが想定できる。また井戸が多いことも特徴的である。
 古墳時代の調査では遺物は出土したが、遺構は確認できていない。出土した土師器は摩耗しており、傾斜地に流れ込んだような出土状況である。古代の調査でも土器が出土したが、遺構は確認できなかった。土器の遺存率が高く、周辺に古代の遺跡が所在すると考えられる。
 遺物は古墳時代の土師器、古代の土師器、須恵器、円筒形土製品などのほか、中世の土師質土器、珠洲焼、青磁、白磁、硯、石鉢、漆器、鎌、小刀などが出土した。
下割遺跡:飯田川左岸の自然堤防上に立地する中世〜近世の集落遺跡で、堂古遺跡に隣接する。標高は13.5〜14mで、遺構は掘立柱建物、井戸、溝、土坑、ピットを検出した。2010・2011年度に調査した集落域の周辺部に当たるが、時期が判明する遺構が少なく、集落の様相は明確ではない。火事始末をした近世の土坑からは陶磁器などが出土した。遺物は古代の土師器、須恵器、中世の珠洲焼、青磁、近世の陶磁器などが出土した。このうち、近世陶磁器の出土量がもっとも多い。
二反割遺跡:飯田川右岸の自然堤防上に立地する中世の集落遺跡(12世紀中心)で、標高は13.9〜14.8mである。2011年度に調査した中世集落の延長部分を検出した。遺構は掘立柱建物、井戸、溝、土坑、ピット、性格不明遺構などがある。掘立柱建物は14棟確認でき、四面廂建物、片廂建物、総柱建物が各1棟で、そのほかは側柱建物である。2011年度調査分も含め、建物同士の柱筋がそろうなど計画的に配置された可能性が高い。井戸出土の木製品の年代を測定した結果、11世紀中葉〜13世紀初頭の年代が得られ、2011年度の調査成果とも整合する。
 古代の遺構は性格不明遺構1基を検出した。近年の畑作などの影響もあり、遺存状況はあまりよくないが、土師器甕4個体が土坑内に据えられたような状態で出土した。掘立柱建物の内部に位置するが、建物には伴うとは考えにくい。周辺に古代の遺構が位置していた可能性も残る。
 遺物は古代の土師器や須恵器、中世の珠洲焼、石造物、木製品などが出土したが、出土量はかなり少ない。特に土器は摩耗した小破片が多く、時期を特定できるものは少ない。

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