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梶原南遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/115663
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.115663
For Citation 公益財団法人 大阪府文化財センター 2022 『公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書315:梶原南遺跡』公益財団法人 大阪府文化財センター
公益財団法人 大阪府文化財センター 2022 『梶原南遺跡』公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書315
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=徹|last=森本|title=梶原南遺跡|origdate=2022-03-31|date=2022-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/115663|location=大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号|ncid=BC13565983|doi=10.24484/sitereports.115663|series=公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書|volume=315}} 閉じる
File
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Title 梶原南遺跡
Participation-organizations 大阪府文化財センター - 大阪府
Store Page https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative かじはらみなみいせき
Subtitle 高速自動車国道近畿自動車道名古屋神戸線建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume
Series 公益財団法人 大阪府文化財センター調査報告書
Series Number 315
Author
Editorial Organization
公益財団法人 大阪府文化財センター
Publisher
公益財団法人 大阪府文化財センター
Publish Date 20220331
Publisher ID
ZIP CODE 5900105
TEL 0722998791
Aaddress 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 梶原南遺跡
Site Name Transcription かじはらみなみいせき
Order in book
Address 大阪府高槻市梶原3・4丁目・梶原中村町
Address Transcription おおさかふたかつきしかじはら3・4ちょうめ・かじはらなかむらちょう
City Code 27207
Site Number 158
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 345152
East Longitude (WGS) 1353922
Dd X Y 34.864444 135.656111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20190601-20201218
Research Space
7349
Research Causes 新名神高速道路建設事業
OverView
Site Type
Main Age
弥生
Main Features
方形周溝墓
Main Foundings
弥生土器
石器
Remark 列状に並ぶ6基の周溝墓
Site Type
集落
Main Age
古墳
飛鳥白鳳
Main Features
掘立柱建物
土器埋納遺構
Main Foundings
土師器
須恵器
Remark 坏類を埋納する土坑
梶原瓦窯産の瓦
Site Type
集落
Main Age
奈良
Main Features
掘立柱建物
井戸
土坑
Main Foundings
土師器
須恵器
製塩土器
帯金具(鉸具金具)
木製品(斎串・横櫛)
Remark 大型掘立柱建物と井戸
墨書土器「中村家」「福」
2例目の鉸具金具
Site Type
集落
Main Age
平安
鎌倉
Main Features
礎石建物
井戸
水溜
土坑
井戸
Main Foundings
土師器
須恵器
瓦器
陶磁器
漆器
鉄製品
石製品
土製品
Remark 小規模な礎石建物と井戸(船材転用含む)
溝への土器類多量投棄
瓦器 輪花椀
Site Type
田畑
Main Age
鎌倉
南北朝
室町
戦国
Main Features
土坑
溝(水路)
Main Foundings
土師器
須恵器
瓦器
陶磁器
Remark 12世紀と13世紀の2段階の耕地化
Abstract  弥生時代では、低地水際での土地利用痕跡と微高地上に列状にならぶ方形周溝墓を検出した。
 古墳~飛鳥時代の土地利用の詳細は不明だが、古墳時代の土器埋納遺構や梶原瓦窯産と考えられる白鳳期の瓦の出土がみられた。
 奈良時代では、微高地上で広く奈良時代中頃から後半にかけての集落遺構を検出し、大型掘立柱建物や井戸、土坑などが分布する。井戸からは墨書土器や製塩土器、斎串や横櫛が出土するとともに、包含層からは青銅製の帯金具(鉸具金具)が出土し、既往の調査における当集落を公的施設(駅家)にかかわるものとする評価を補強する。
 平安時代後半から鎌倉時代にかけては集落が営まれ、小規模な建物に井戸をともなう複数の居住域が展開する。井戸枠には船材を転用したものが含まれる。13世紀の集落廃絶時には多量の土器類が溝や水溜に投棄され、土師器皿や瓦器椀等がまとまって出土した。
 集落廃絶後、全域が耕地化されるが、低地域では12世紀前半に、微高地上では13世紀中葉以降という、2段階の施行が想定される。

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