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Prefecture List > 長野県 > (一財)長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター > 小諸市・佐久市 鎌田原遺跡 近津遺跡群 和田原遺跡群

小諸市・佐久市 鎌田原遺跡 近津遺跡群 和田原遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/583
DOI 2D code
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.583
For Citation 財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター 2013 『長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書103:小諸市・佐久市 鎌田原遺跡 近津遺跡群 和田原遺跡群』国土交通省関東地方整備局他
財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター 2013 『小諸市・佐久市 鎌田原遺跡 近津遺跡群 和田原遺跡群』長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書103
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File
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Title 小諸市・佐久市 鎌田原遺跡 近津遺跡群 和田原遺跡群
Participation-organizations (一財)長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター - 長野県
Alternative こもろし・さくし かまたはらいせき ちかついせきぐん わだはらいせきぐん
Subtitle 中部横断自動車道建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書1 ー小諸市内・佐久市内1-
Volume
Series 長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
Series Number 103
Author
Editorial Organization
財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター
Publisher
国土交通省関東地方整備局
一般財団法人長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター
Publish Date 20130322
Publisher ID 20000
ZIP CODE 388-8007
TEL 026-293-5926
Aaddress 長野県長野市篠ノ井布施高田963-4
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 鎌田原遺跡
Site Name Transcription かまたはらいせき
Order in book
Address 長野県小諸市御影新田字鎌田原214ほか
Address Transcription ながのけんこもろしみかげしんでんあざかまたはら
City Code 20208
Site Number 235
North Latitude (JGD) 361731
East Longitude (JGD) 1382840
North Latitude (WGS) 361743
East Longitude (WGS) 1382829
Dd X Y 36.295277 138.474722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20011203-20011221
20020523-20021205
20090930-20091030
Research Space
14910
Research Causes 中部横断自動車道建設に伴う記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
古墳
平安
Main Features
竪穴住居跡13
土坑12
Main Foundings
土師器
磨石
砥石
管玉
臼玉
Remark
Site Name 近津遺跡群
Site Name Transcription ちかついせきぐん
Order in book
Address 長野県佐久市長土呂字下宮原1061ほか
Address Transcription ながのけんさくしながとろ
City Code 20217
Site Number 6
North Latitude (JGD) 361718
East Longitude (JGD) 1382816
North Latitude (WGS) 361730
East Longitude (WGS) 1382805
Dd X Y 36.291666 138.468055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20070831-20071220
20080522-20081222
20090406-20091221
Research Space
38300
Research Causes 中部横断自動車道建設に伴う記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
古墳
平安
Main Features
竪穴住居跡47
円形周溝墓2
土坑37
焼土跡8
溝跡3
Main Foundings
土師器
磨石
敲石
砥石
管玉
鉄製品(鉄鏃、紡錘車)
銭貨
Remark 円形周溝墓から鉄鏃が出土。
平安時代の墓坑から人骨・刀子が出土。
Site Name 和田原遺跡群
Site Name Transcription わだはらいせきぐん
Order in book
Address 長野県小諸市和田字権現堂288ほか
Address Transcription ながのけんこもろしわだ
City Code 20208
Site Number 230
North Latitude (JGD) 361704
East Longitude (JGD) 1382742
North Latitude (WGS) 361715
East Longitude (WGS) 1382730
Dd X Y 36.2875 138.458333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20060821-20060921
Research Space
1935
Research Causes 中部横断自動車道建設に伴う記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
奈良
Main Features
竪穴住居跡1
土坑3
溝跡4
Main Foundings
土師器
須恵器
磨石
Remark
Abstract 浅間山麓の佐久平北部では、厚く堆積した軽石流により形成された台地を、河川の浸食により深い谷が刻む「田切り地形」と呼ばれる独特の地形がみられる。この遺跡はこうした田切りの一つである湧玉川の田切り谷に面した台地縁辺部に立地する。
鎌田原遺跡では、古墳時代前期と平安時代後期の集落が検出された。古墳時代前期の集落は小規模で、竪穴住居跡が散在する。出土土器は弥生時代の箱清水式系譜の土器が消失し、新たに小型丸底土器や柱状脚高坏を組成し、地活遺跡群より新しい様相を示す。平安時代後期の集落は、西側に隣接する近津遺跡群の該期集落と一体のもので、集落の東端部といえる。
近津遺跡でも、興奮時代前期と平安時代の集落が検出された。古墳時代前期集落は、高位平坦面・低位平坦面・緩斜面といった地形面ごとにまとまる。出土土器は箱清水式系譜の土器を主体に小型器台などを組成し、古墳時代前半の様相を示し、鎌田原遺跡の集落に先行する。両遺跡の調査で古墳時代前期集落が時期により占地を変化させている状況が明らかにされた。平安時代の集落は、11世紀後半から12世紀前半にかけての一時期の集落で、住居構造等が類似した竪穴住居跡が散在している。
和田原遺跡では、奈良時代の竪穴住居跡1軒が検出された。遺跡内でも当該期の移行は少なく、古墳時代から中世にかけての遺跡の内容に新たな所見が得られた。

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