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高丘8遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70373
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70373
For Citation 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2020 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書361:高丘8遺跡』公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2020 『高丘8遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書361
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File
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Title 高丘8遺跡
Participation-organizations (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
Alternative たかおか8いせき
Subtitle 苫小牧中央ⅠC雪氷管理施設設置工事用地内埋蔵文化財発掘調査報告書/苫小牧市
Volume 2
Series 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
Series Number 361
Author
Editorial Organization
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
Publisher
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
Publish Date 20200325
Publisher ID
ZIP CODE 0690832
TEL 0113863231
Aaddress 北海道江別市西野幌685番地1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 高丘8遺跡
Site Name Transcription たかおか8いせき
Order in book
Address 北海道苫小牧市字高丘41番99
Address Transcription ほっかいどうとまこまいしあざたかおか41-99
City Code 01213
Site Number J-02-286
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 423954
East Longitude (WGS) 1413513
Dd X Y 42.665 141.586944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20190605-20190731
Research Space
1600
Research Causes 苫小牧中央 IC雪氷管理施設設置に伴う事前調査
OverView
Site Type
散布地
Main Age
縄文
Main Features
Tピット1基
掘り上げ土1か所
Main Foundings
縄文中期の土器
石器
礫等
Remark 対象面積1,600㎡(ⅡB層:1,176㎡、ⅢB層:1,087㎡)
Abstract  高丘8遺跡は、苫小牧市中央部、JR苫小牧駅から北へ約3km、樽前山から続く標高約50mの丘陵上にある。調査前の現況は雑木林に囲まれた荒蕪地であった。遺跡周辺は、苫小牧中央インターチェンジ(仮称)の建設工事により広範囲に造成されている。
 調査対象は樽前d降下軽石(Ta-d:8,000~9,000年前降下)層を挟む上下2枚の黒色土層である。Ta-d層より上位の第Ⅱ黒色土(ⅡB:層厚約30cm)層の調査では、調査区ほぼ中央でTピット1基、掘り上げ土1か所を検出した。Tピットは長軸約3m、上場短軸約1m、下場短軸約30cm、深さ約130cmである。掘り上げ土は、調査区外壁面に残る断面から規模を推定すると、長軸約3m、層厚は約20cmである。Tピット等何らかの遺構の掘り上げ土の一部と考えられる。
 遺物は縄文時代中期後半の天神山式土器片が60点、石器・礫等が33点出土しており、遺構もこれらの遺物と同時期のものと思われる。土器片は、前年度A地区出土、試掘調査時出土のものと同一個体のものが複数見られた。主な出土石器は石槍・石鏃・石斧・たたき石・砥石である。
 Ta-d層より下位の第Ⅲ黒色土(ⅢB:層厚約10cm)層の調査では、遺構・遺物は検出されなかった。
 また、ⅢB層直下のローム層について、起源と形成年代を明らかにするためにテフラ(火山灰)同定を行った結果、試料としたローム層の基質の大半はレス(風成塵)起源と示された。形成年代は約20,000年前以降であることがわかった。

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