島根県内の近代煉瓦の使用例について
岩橋 孝典
島根県内の近代煉瓦を使用した構造物、建築を紹介する。島根県では明治20年代から県西部の諸鉱山において煉瓦使用が始まり、次いで明治30年代に海運のための灯台施設に普及し、鉄道においての使用は明治40年代以降となることを指摘する。鉱山で使用される煉瓦に刻印はなく、その生産地は不明であり生産地の解明が急がれる。
岩橋孝典 2012「島根県内の近代煉瓦の使用例について」 『世界遺産石見銀山遺跡の調査研究2』
https://sitereports.nabunken.go.jp/en/article/124582
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