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静岡県における縄文時代の14C年代の集成と検討

三好 元樹
時間の長さを明らかにすることは、型式学や層位学では難しく、自然科学分析によって主に行われている。14C年代測定を用いた縄文時代の研究はAMS法の利用により大きく進展しており、特に土器付着炭化物の測定が可能になった点が重要である。土器付着炭化物は土器そのものの年代を示し、土器型式に年代を与える作業に役立つ。本論では、他地域で作られた時間軸を参照しつつ、これまでになされた静岡県の14C年代を概観した。特に他地域で測定が進められていない、早期後葉~前期初頭の土器について詳しく検討した。
また、それぞれの土器型式に与えられた年代をもとにして、遺構出土炭化物の年代を土器型式に対応させていった。土器付着炭化物の測定例は、未だ不十分であり、より多くの分析が行われるのを待って、それぞれの土器型式の年代は更新される必要がある。
NAID :
Prefecture : Shizuoka Prefecture
Age 縄文
文化財種別 考古資料
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ 年代特定
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Created Date : 2021-04-12
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=元樹|last=三好|contribution=静岡県における縄文時代の14C年代の集成と検討|title=静岡県埋蔵文化財調査研究所研究紀要|date=2011-01-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/90640|location=静岡市駿河区谷田23-20|ncid=AN10278361|doi=10.24484/sitereports.90640|volume=17}} 閉じる
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この論文は下の刊行物の 15 - 24 ページ に掲載されています。

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