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東京都文京区 後楽一・二丁目遺跡 第2地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72605
For Citation 特定非営利活動法人井草文化財研究所 2018 『B-170:東京都文京区 後楽一・二丁目遺跡 第2地点』株式会社タイセイ・ハウジー他
特定非営利活動法人井草文化財研究所 2018 『東京都文京区 後楽一・二丁目遺跡 第2地点』B-170
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File
Title 東京都文京区 後楽一・二丁目遺跡 第2地点
Participation-organizations 文京区 - 東京都
Alternative とうきょうとぶんきょうくこうらくいちにちょうめいせきだいにちてん
Subtitle 文京区後楽二丁目60番3(地番)地点の建設事業に係る埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume
Series
Series Number B-170
Author
Editorial Organization
特定非営利活動法人井草文化財研究所
Publisher
株式会社タイセイ・ハウジー
特定非営利活動法人井草文化財研究所
Publish Date 20180824
Publisher ID
ZIP CODE
TEL
Aaddress
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 後楽一・二丁目遺跡
Site Name Transcription こうらくいち・にちょうめいせき
Order in book
Address 東京都文京区後楽2丁目60-3
Address Transcription とうきょうとぶんきょうくこうらくにちょうめ
City Code 13105
Site Number 60
North Latitude (JGD) 354228
East Longitude (JGD) 1394440
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 35.711 139.7412
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180205-20180214
Research Space
72
Research Causes 集合住宅建設計画
OverView
Site Type
集落
Main Age
江戸
Main Features
木杭17
竹樋1
Main Foundings
磁器269
陶器414
炻器13
土器121
瓦類3
金属製品1
木製品15
石製品3
貝類40
Remark 屋敷地 出土遺物合計879点、20,989.2g
Abstract  本遺跡は、小石川台地南側の沖積低地に位置する。
 江戸時代の盛土層を4面確認し、2面から杭跡、4面から竹樋を検出した。盛土層の時期は、出土遺物から判断し、第1面が19世紀以降、第2面が19世紀中葉、第3面が19世紀前葉、第4面が18世紀前葉から中葉である。
 江戸時代の当該地は、武家屋敷であり、「屋敷渡預絵図証文」によると元禄17年に伊藤十左衛門が拝領している。その後、「相対替御書附書抜」によると伊藤平十郎、宝暦5年には曽根源四郎に、安永2年に窪田政常に相対替されている。今回の調査で検出された竹樋の推定時期である18世紀前葉から中葉は、伊藤十左衛門または平十郎が拝領していた時期に重なり、後楽一・二丁目遺跡第1地点においても同時期の上水施設が確認されていることから、周辺部を含めた範囲で竹樋を用いた上水設備が構築されていた可能性が推察される。

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