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神成松遺跡第6地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71458
For Citation 大成エンジニアリング株式会社 2016 『神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書39:神成松遺跡第6地点』大成エンジニアリング株式会社
大成エンジニアリング株式会社 2016 『神成松遺跡第6地点』神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書39
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File
Title 神成松遺跡第6地点
Participation-organizations 神奈川県教育委員会 - 神奈川県
Alternative かみなりまついせきだい6ちてん
Subtitle 県道603号(上粕屋厚木)地方道路等整備工事に伴う発掘調査
Volume
Series 神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書
Series Number 39
Author
Editorial Organization
大成エンジニアリング株式会社
Publisher
大成エンジニアリング株式会社
Publish Date 20160319
Publisher ID
ZIP CODE 1620045
TEL 0352852155
Aaddress 新宿区馬場下町1番地1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 神成松遺跡第6地点
Site Name Transcription かみなりまついせき
Order in book
Address 神奈川県伊勢原市上粕屋1429-3
Address Transcription かながわけんいせはらしかみかすや1429-3
City Code 14214
Site Number 伊勢原市№74
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 352445
East Longitude (WGS) 1391720
Dd X Y 35.4125 139.288888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20130902-20150131
Research Space
2874
Research Causes 道路建設
OverView
Site Type
田畑
散布地
Main Age
縄文
弥生
古墳
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
畝状遺構群-4(近世)
畝状遺構-14(近世)
溝状遺構-11(近世)
道状遺構-11(近世)
波板状凸凹痕-64(近世)
盛土遺構-11(近世)
段切遺構-2(近世)
土坑-18(近世)
耕作痕-20基(近世)
畝状遺構群-9(中世)
溝状遺構-82(中世)
道状遺構-5(中世)
盛土遺構-6(中世)
段切遺構-7(中世)
井戸跡-3(中世)
礫集中遺構-1(中世)
土坑‐9(中世)
耕作痕‐24(中世)
ピット‐1(中世)
Main Foundings
磁器(近世)
陶器(近世)
炉器(近世)
土器(近世)
瓦(近世)
金属製品(近世)
石製品(近世)
動物遺存体(近世)
中国産磁器(中世)
陶器(中世)
炉器(中世)
土器(中世)
金属製品(中世)
石製品(中世)
動物遺存体(中世)
木製品(中世)
須恵器(平安)
土師器(平安)
緑釉陶器(平安)
中国産白磁(平安)
土器(古墳前期~弥生後期)
土器(縄文後期~早期)
土製品(縄文後期~早期)
石器(縄文後期~早期)
石製品(縄文後期~早期)
Remark (中世~近世)13世紀中葉~19世紀代に概ね継続すr耕作跡と土木事業跡を検出。
(中世)土壌分析の結果、中世3面ではアサが栽培されていた。
(平安)9世紀後葉の緑釉陶器(手付瓶)と11世紀後葉~12世紀中葉の白磁皿が出土。
Abstract 本地点は丹沢山塊の南麓に広がる上粕屋扇状地に刻まれた開析谷の斜面・低地を対象に調査を行った。調査の結果、13世紀中葉~19世紀に概ね継続する耕作跡・土木事業跡を検出し、遺構外の平安時代・弥生時代後期~古墳時代前期・縄文時代の遺物が出土した。近世では畝状遺構群、溝状遺構、道状遺構、段切遺構が地形別に分布する。大半の遺構には宝永四年(1707)富士山噴火に伴う火山灰が含まれ、堆積および遺構の掘削状況から災害復旧の痕跡を確認した。中世では計3枚の遺構検出面を調査した。近世と同じく、各遺構が地形別に分布し、その配置が近世へ継続されている。13世紀中葉~14世紀前葉に相当する中世第3面では地形改変と伴に湿地性の低地部分を埋め立てる土壌改良の痕跡を検出した。遺物では平安時代に相当する中国産の白磁皿が出土した。また出土した動物遺存体ではウマの歯・骨が主体であった。木製品は井戸跡から出土し、分析した全てが耐水性のあるアカマツであり、AMS年代測定を行った結果からは、中世の所産であることが分かった。土壌分析では中世第3面の井戸跡からアサ・クリを主体とする花粉が検出され、アサが栽培されていたことが分かった。

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