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箱崎

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91344
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91344
For Citation 福岡市教育委員会 2021 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1425:箱崎』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2021 『箱崎』福岡市埋蔵文化財調査報告書1425
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=洋|last=屋山|title=箱崎|origdate=2021-03-25|date=2021-03-25|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/91344|location=福岡市中央区天神1丁目8-1|ncid=BC10651590|doi=10.24484/sitereports.91344|series=福岡市埋蔵文化財調査報告書|volume=1425}} 閉じる
File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title 箱崎
Participation-organizations 福岡市 - 福岡県
Alternative はこざき
Subtitle 箱崎遺跡第95次調査報告
Volume 60
Series 福岡市埋蔵文化財調査報告書
Series Number 1425
Author
Editorial Organization
福岡市教育委員会
Publisher
福岡市教育委員会
Publish Date 20210325
Publisher ID 40130
ZIP CODE 8108621
TEL 0927114667
Aaddress 福岡市中央区天神1丁目8-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 箱崎遺跡
Site Name Transcription はこざきいせき
Order in book
Address 福岡市東区箱崎1丁目2672,2684-1
Address Transcription ふくおかしひがしくはこざき
City Code 40131
Site Number 2639
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 333700
East Longitude (WGS) 1302528
Dd X Y 33.616666 130.424444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20190311-20190529
Research Space
186
Research Causes 共同住宅建設
OverView
Site Type
集落
Main Age
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
井戸
土坑
Main Foundings
古代土師器
須恵器
貿易陶磁
近世陶磁
Remark
Abstract 箱崎遺跡は博多湾に面し、南北に延びる砂丘上に立地する。今回の95 次調査区は西側に向かって傾斜する斜面上に位置するが、調査区内では砂丘面が南側に向かって傾斜しており、250 m南の箱崎宮との間に浅い谷があるものと思われる。砂丘面は調査区北端で標高3.5 m、南端で3.0 mと50㎝の高低差があるが、平安時代末から鎌倉時代前期頃に盛土を行い、ほぼ平坦となっている。この盛土に伴う建物などは検出されておらず、盛土の目的は現在不明である。盛土上には厚さ1 ~ 7㎝前後の整地層が何層か見られる。13 世紀後半頃には火災に伴う厚さ10㎝強の焼土ブロックによる整地層がみられる。その上にも厚さ数㎝の整地層が続き14 世紀中頃にはGL-40㎝ ( 標高4.1 m ) ぐらいまで嵩上げされるが、その頃に栗石を伴う礎石が2 基みられる。礎石は後世の井戸によりほとんどが削平されて建物規模は不明である。また。13 世紀後半頃から井戸が集中して掘られるようになり、調査区西側で多数の井戸が出土した。SE2060 の井筒中層からは14 世紀中頃の常滑甕を中心とする陶器甕片が多く出土した他、礎石のような平らな礫が焼土とともに多く出土した。調査区南縁に沿って溝状の掘り込みを確認したが、中世から近世・近代まで何度も掘り直されており、その中には中世の土師皿廃棄土坑なども確認した。

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