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東京都文京区 小日向一丁目北遺跡第2地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72646
For Citation 特定非営利活動法人井草文化財研究所 2019 『B-172:東京都文京区 小日向一丁目北遺跡第2地点』社会福祉法人奉優会他
特定非営利活動法人井草文化財研究所 2019 『東京都文京区 小日向一丁目北遺跡第2地点』B-172
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File
Title 東京都文京区 小日向一丁目北遺跡第2地点
Participation-organizations 文京区 - 東京都
Alternative とうきょうとぶんきょうく こひなた1ちょうめいせき
Subtitle 文京区小日向一丁目54番4号(地番)地点の建設工事に係る埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume
Series
Series Number B-172
Author
Editorial Organization
特定非営利活動法人井草文化財研究所
Publisher
社会福祉法人奉優会
特定非営利活動法人井草文化財研究所
Publish Date 20191130
Publisher ID 13105
ZIP CODE
TEL
Aaddress
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 小日向一丁目北遺跡
Site Name Transcription こひなたいっちょうめきたいせき
Order in book
Address 東京都文京区小日向一丁目54番4号(地番)
Address Transcription とうきょうとぶんきょうくこひなた1-54-4
City Code 13105
Site Number 134
North Latitude (JGD) 354251
East Longitude (JGD) 1394414
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 35.7174 139.734
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20181203-20181227
Research Space
116.5
Research Causes 建設事業
OverView
Site Type
集落
Main Age
江戸
Main Features
地下室2
土坑29
井戸2
植栽痕5
小穴12
Main Foundings
陶磁器
炻器
土器
土製品
金属製品
自然遺物(貝・骨)
Remark 総点数3159点 総重量134,035.7g
Abstract  本遺構は、小日向台地の台地平坦部に位置しており、北側には、茗荷谷が位置する。本調査では、江戸時代の遺構異物を主体とし、弥生時代の土器、古墳時代、奈良・平安時代の土師器・須恵器が出土している。江戸時代においては、17世紀前葉から武家屋敷として利用されるものの、1657年の明暦の大火により一次畑地になる。その後、本調査において検出された遺構の帰属時期でもある17世紀後葉から松平小膳の拝領地となる。17世紀後葉から18世紀中葉までは、松平、小堀、富松、由良と拝領者が変わるものの、屋敷の区画に変化はなく、本調査で検出された遺構数が少ないことも踏まえると活発な土地利用が行われていなかったものと考えられる。本調査で検出された遺構の多くは、その後18世紀後葉から19世紀前葉までのものが多く、文献等の調べによると相対替えおよび屋敷区画の変更が行われ、活発な土地利用の状況が想定される。また検出された遺構の内、3号・6号遺構において焼土、被熱した磁器、6号遺構において焼土化した土壁の一部が含まれており、これらの出土状況は火災が背景にある可能性が考えられる。近代においては、地下室または防空壕の可能性が考えられる遺構が1基検出された。防空壕については、都埋文調査においても検出されていることから関連が示唆されるが、近代における土地利用を復元できるだけの遺構は検出されなかった。

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