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向別遺跡・栄丘遺跡・昌平町遺跡・常盤町遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70378
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70378
For Citation 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2020 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書363:向別遺跡・栄丘遺跡・昌平町遺跡・常盤町遺跡』公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2020 『向別遺跡・栄丘遺跡・昌平町遺跡・常盤町遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書363
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File
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Title 向別遺跡・栄丘遺跡・昌平町遺跡・常盤町遺跡
Participation-organizations (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
Alternative むこうべついせき・さかえおかいせき・しょうへいちょういせき・ときわちょういせき
Subtitle 上向別浦河停車場線道路改築事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書/浦河町
Volume
Series 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
Series Number 363
Author
Editorial Organization
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
Publisher
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
Publish Date 20200325
Publisher ID
ZIP CODE 0690832
TEL 0113863231
Aaddress 北海道江別市西野幌685番地1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 向別遺跡
Site Name Transcription むこうべついせき
Order in book 1
Address 北海道浦河郡浦河町緑町4-6,5-2
Address Transcription ほっかいどううらかわぐんうらかわちょうみどりまち4-6,5-2
City Code 01607
Site Number K-07-27
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 421039.0
East Longitude (WGS) 1424604.2
Dd X Y 42.177499 142.767833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180507-20181031
Research Space
2400
Research Causes 道道上向別浦河停車場線道路改築事業に伴う事前調査
OverView
Site Type
散布地
Main Age
縄文
続縄文
擦文
アイヌ文化期
Main Features
土坑
土器集中
鉄鍋集中
道跡(現代)
Main Foundings
土器
石器
陶器(珠洲焼)
須恵器
土師器
内耳鉄鍋
Remark 珠洲焼・須恵器・土師器擦文土器の胎土分析
Site Name 栄丘遺跡2
Site Name Transcription さかえおかいせき
Order in book 2
Address 北海道浦河郡浦河町緑町177-1・4 ,192,194-2
Address Transcription ほっかいどううらかわぐんうらかわちょうみどりまち177-1・4 ,192,194-2
City Code 01607
Site Number K-07-23
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 421030.6
East Longitude (WGS) 1424605.0
Dd X Y 42.175166 142.768055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180507-20181031
Research Space
800
Research Causes 道道上向別浦河停車場線道路改築事業に伴う事前調査
OverView
Site Type
散布地
Main Age
縄文
Main Features
Main Foundings
石鏃
フレイク
Remark
Site Name 昌平町遺跡
Site Name Transcription しょうへいちょういせき
Order in book 3
Address 北海道浦河郡浦河町昌平町73-8 ,10,12
Address Transcription ほっかいどううらかわぐんうらかわちょうしょうへいちょう73-8 ,10,12
City Code 01607
Site Number K-07-58
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 421014.9
East Longitude (WGS) 1424621.4
Dd X Y 42.170805 142.772611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180507-20181031
Research Space
3179
Research Causes 道道上向別浦河停車場線道路改築事業に伴う事前調査
OverView
Site Type
散布地
Main Age
縄文
Main Features
Main Foundings
土器
石器
Remark
Site Name 常磐町遺跡
Site Name Transcription ときわちょういせき
Order in book 4
Address 北海道浦河郡浦河町昌平町103-2 ,104-3,105,105-2、常磐町130-3,131-2,133-3,170-2,229-2,242
Address Transcription ほっかいどううらかわぐんうらかわちょうしょうへいちょう103-2 ,104-3,105,105-2、、ときわちょう130-3,131-2,133-3,170-2,229-2,242
City Code 01607
Site Number K-07--57
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 421009.6
East Longitude (WGS) 1424644.1
Dd X Y 42.169333 142.778916
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180507-20181031
Research Space
18121
Research Causes 道道上向別浦河停車場線道路改築事業に伴う事前調査
OverView
Site Type
散布地
Main Age
縄文
続縄文
Main Features
土坑
Tピット
土器集中
礫集中
Main Foundings
土器
石器
Remark 石錘が多い
Abstract  向別遺跡は、向別川の左岸の段丘に立地する。かつては深い沢があったが厚く盛土されていた。
 縄文時代早期・中期・後期・晩期・続縄文時代、擦文文化期、アイヌ文化期で、土坑・土器集中・鉄鍋集中と現代の道跡を調査した。
 土器は縄文時代早期の条痕文土器、後期のタプコプ式、縄文時代晩期の舟形土器と、擦文文化期中・後期の土器が復原できた。また、9 ~ 10世紀の須恵器と土師器が複数個体と12 ~ 15世紀の珠洲焼陶器が出土し、胎土分析の結果から本州からの搬入品と考えられる。また、擦文土器が日高地方で製作されたことも確認できた。
 剥片石器は石鏃、石槍・ナイフ、石錐、つまみ付きナイフがあり、黒曜石製のものが多い。礫石器は磨製石斧、たたき石、すり石、石錘、砥石、台石が出土した。また、鉄鍋は内耳で、アンモナイトの化石も出土した。

 栄丘遺跡は、向別川左岸の台地に位置する。時期は縄文時代で、遺構はみつからなかった。出土遺物は黒曜石製の石鏃・フレイクである。

 昌平町遺跡は、栄丘川と昌平西川に挟まれた北西への斜面に位置する。調査した土坑等はすべて現代であった。
 土器は縄文時代中期後半が出土し、石器は黒曜石製の石鏃・スクレイパー・フレイクが出土した。

 常盤町遺跡は、昌平川とウロコベツ川の無名の支流にはさまれた台地に位置する。かつては牧場であり土の削平と盛土がみられた。時期は縄
文時代早期と続縄文時代後半と考えられ、遺構は土坑・Tピット・土器集中・礫集中がみつかった。土器は縄文時代早期前半の暁式と続縄文土器が出土した。剥片石器は石鏃、つまみ付きナイフ、スクレイパー、フレイクで黒曜石製のものが多い。礫石器は磨製石斧、たたき石、すり石、石錘、砥石、台石が出土し、石錘が多い。また、アンモナイトの化石、明治時代の硬貨もみつかっている。

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