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町田堀遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22419
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22419
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2016 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書7:町田堀遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2016 『町田堀遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書7
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書名 町田堀遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな まちだぼりいせき
副書名 東九州自動車道建設(志布志IC〜鹿屋串良JCT)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 1
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 7
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20160331
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995700574
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
情報源上に表示がないため、巻次は推定により補記
所収論文
所収遺跡
遺跡名 町田堀遺跡
遺跡名かな まちだぼりいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県鹿屋市串良町細山田
所在地ふりがな かごしまけん かのやし くしらちょう ほそやまだ
市町村コード 46203
遺跡番号 203-300
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312641
東経(世界測地系)度分秒 1305555
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.444722 130.931944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130610-20140128
調査面積(㎡)
11600
調査原因 東九州自動車道建設(志布志IC~ 鹿屋串良JCT間) に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
埋設土器
石斧集積遺構
集石遺構
落とし穴
土坑
地下式横穴墓
円形周溝墓
土坑墓
溝状遺構
焼土跡
古道
主な遺物
中岳Ⅱ式土器
石刀
打製石斧
磨製石斧
石鏃
スクレイパー
ヒスイ製垂飾
小玉
勾玉
管玉
刻目突帯文土器
山ノ口式土器
人骨
鉄剣
鉄鏃
刀子
ヤリ
異形鉄器
成川式土器(壺・高坏・坩)
土師器
須恵器  
特記事項 石刀には橿原文が施され,朱と漆が塗られて いる
要約  町田堀遺跡は,標高約90mの笠野原台地の北縁辺部に位置し,串良川が北側と東側を蛇行する。縄文時代後期~古代の複合遺跡である。
 縄文時代後期は中岳Ⅱ式土器がほとんどで,住居跡3軒・埋設土器12基・石斧集積遺構2基等の遺構が検出された。また,住居跡からは完全な石刀(橿原文を施す)が出土している。
 弥生時代中期では,住居跡が3軒検出されている。
 本遺跡の主となる時代は古墳時代である。特に南九州特有の地下式横穴墓が88基も発見され,地下式横穴墓では初めての円形周溝を伴う例が確認された。また,大隅地域の内陸部にある立小野堀遺跡や下堀遺跡等と類似性を持ち,志布志湾沿岸部の高塚と共存する地域の地下式横穴墓との比較をする事により,この地域の古墳時代の在り方を考える上で貴重な資料である。

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