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研究紀要

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90329
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90329
引用表記 公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター 2021 『研究紀要』公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター 2021 『研究紀要』
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書名 研究紀要
発行(管理)機関 (公財)とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター - 栃木県
書名かな けんきゅうきよう
副書名
巻次 29
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
発行年月日 20210330
作成機関ID 09000
郵便番号 3290418
電話番号 0285448441
住所 栃木県下野市紫474
報告書種別
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 栃木県北部における異系統土器の共存と異系統文様の同一個体共存-縄文時代中期前・中葉の事例-
英語タイトル Association of different series potteries, co-existance of different series pattern in potteries: Cases of middle Jomon period Atamadai and Daigi 7b-8a types in the northern part of Tochigi prefecture.
著者
塚本 師也 , Tsukamoto Moroya
ページ範囲 1 - 35
NAID
都道府県 茨城県 栃木県
時代 縄文
文化財種別 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ 文化系統
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引用表記
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抄録(内容要約) 栃木県北部の縄文時代中期前・中葉には阿玉台式土器と大木式系土器が共存する。阿玉台式の細別を基準に土器組成を概観すると、阿玉台Ia~Ib式期は阿玉台式が主体を占め、阿玉台II式期で両者が拮抗し、阿玉台III式期以降大木式が優勢となる。大木式系土器の各系統別にみると、阿玉台III式古段階に七郎内II群土器が急増する。同時に槻沢型、湯坂型が出現する。阿玉台III式新段階には槻沢型、湯坂型が増え、火炎系土器が出現し、阿玉台IV式期もこの状態が続く。七郎内II群土器は阿玉台IV式期まで存続する。阿玉台III式期に異系統文様の同一個体共存例がみられる(第25図)が、全体の1割以下である。そして、阿玉台式、大木式系各系統ともに、それぞれの標準に近い土器が大半を占める(第1~10図)。
タイトル 大田原市高山遺跡出土の縄文時代中期前葉の浅鉢形土器
英語タイトル Shallow pot-shaped pottery of the early middle Jomon period excavated from the Takayama site in Ohtawara city, Tochigi prefecture.
著者
塚本 師也 , Tsukamoto Moroya
ページ範囲 36 - 38
NAID
都道府県 茨城県 栃木県
時代 縄文
文化財種別 考古資料
遺跡種別 集落
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ 資料紹介
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引用表記
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抄録(内容要約)  関東地方北東部において、異系統文様の同一個体共存例を探すと、茨城県北部には散見されるが、八溝山地を越えた西側の栃木県那須地方にはあまり見られない。そうしたなか、大田原市高山遺跡の浅鉢形土器は、阿玉台式の器形、口縁部区画文に大木式系土器(七郎内II群土器)の地文と有節沈線を取り入れたものと考えられる。そこで、数少ない本例を図化・紹介する。
タイトル 足利市あがた駅南遺跡出土の縄紋土器補足報告1
英語タイトル Supplementary report on Jomon pottery excavated from Agata-Eki Minami site in Ashikaga City, Tochigi prefecture.
著者
江原 英 , Ehara Ei
ページ範囲 39 - 58
NAID
都道府県 栃木県
時代 縄文
文化財種別 考古資料
遺跡種別 集落
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ 資料紹介
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 足利市あがた駅南遺跡出土の縄紋土器について追加報告する。今回はKL区の遺構出土土器を主に提示する。
タイトル 古代の鉄細柄工具について(2)-鉄細柄片刃状工具、鉄細柄鑿錐状工具と出土事例-
英語タイトル Iron thin grip tools in 6-10th century Japan. Part 2: Single side blade form and chisel/drill form.
著者
内山 敏行 , Uchiyama Toshiyuki
ページ範囲 59 - 66
NAID
都道府県 栃木県 岡山県
時代 古墳 飛鳥白鳳 奈良 平安
文化財種別 考古資料
遺跡種別 集落 製鉄 祭祀
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 考古学
テーマ 技法・技術
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 鉄の細い柄を持つ鉄細柄片刃状工具および鉄細柄鑿錐状工具に、加工用の割付線を描く機能を推定し、木材加工用の「白罫引」(しらけひき)や、金属加工用の「けがき針」の用途を前稿で考えた。前稿に続いて、出土事例を紹介・検討する。鍛冶関連祭祀遺構で出土した古墳後期の事例、鉄の細い柄部に繊維を巻いた古墳終末期の事例、竹筒製の鞘に収めた奈良時代後半〜平安時代初め頃の事例などを確認した。
タイトル とちぎの「茶の湯」覚え書き-長沼城跡出土天目碗小片の検討
英語タイトル A short consideration about "Tea Ceremony" in Tochigi region: Shades of Tenmoku (black glazed bowl) excavated from Naganuma Castle site, Tochigi prefecture.
著者
篠原 浩恵 , Shinohara Hiroe
ページ範囲 67 - 69
NAID
都道府県 栃木県
時代 室町 戦国
文化財種別 考古資料
遺跡種別 城館
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 長沼城跡から出土する3片の天目碗片について、長沼氏と関わりのある宗光寺に由縁する可能性を予察する。長沼氏の歴史的背景を鑑みるならば、京屋敷からもたらされた所謂「会所・書院の茶」に関わる遺物である可能性が第一に思い浮かぶ。しかし、時期や出土状況からは、寺院の茶に組する遺物である可能性を否定しきれない。あくまで予察ではあるが、本稿が長沼氏関係文書群の再検討が進む中で、「とちぎの茶の湯」が明らかとなる糸口になることを期して記す。
所収遺跡
要約

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