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朝日村 氏神遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122938
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.122938
引用表記 一般財団法人長野県文化振興事業団 長野県埋蔵文化財センター 2022 『長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書133:朝日村 氏神遺跡』朝日村他
一般財団法人長野県文化振興事業団 長野県埋蔵文化財センター 2022 『朝日村 氏神遺跡』長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書133
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書名 朝日村 氏神遺跡
発行(管理)機関 (一財)長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター - 長野県
書名かな あさひむら うじがみいせき
副書名 朝日村向原地域道路等整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 133
編著者名
編集機関
一般財団法人長野県文化振興事業団 長野県埋蔵文化財センター
発行機関
朝日村
一般財団法人長野県文化振興事業団 長野県埋蔵文化財センター
発行年月日 20220311
作成機関ID
郵便番号 3888007
電話番号 0262935926
住所 長野県長野市篠ノ井布施高田963-4
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 氏神遺跡及び周辺遺跡における縄文時代前期末から中期の動向
英語タイトル
著者
村井 大海
ページ範囲 149 - 164
NAID
都道府県 長野県
時代 縄文
文化財種別
史跡・遺跡種別 集落
遺物(材質分類) 石器 土器
学問種別 考古学
テーマ 編年
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 氏神遺跡及びその周辺遺跡の縄文時代前期末から中期の動向について、「土器変遷」「石器群」の考察である。
タイトル 氏神遺跡の平安時代における墓坑と集落
英語タイトル
著者
村井 大海
ページ範囲 165 - 167
NAID
都道府県 長野県
時代 平安
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=大海|last=村井|contribution=氏神遺跡の平安時代における墓坑と集落|title=朝日村 氏神遺跡|date=2022-03-11|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122938|location=長野県長野市篠ノ井布施高田963-4|ncid=BC14287332|doi=10.24484/sitereports.122938|series=長野県埋蔵文化財センター発掘調査報告書|volume=133}} 閉じる
抄録(内容要約) 墓坑の規模・木棺の有無における副葬品との相関と、墓坑と集落の関係性の考察である。
所収遺跡
遺跡名 氏神遺跡
遺跡名かな うじがみいせき
本内順位
遺跡所在地 長野県東筑摩郡朝日村西洗馬向原1845-1
所在地ふりがな ながのけんひがしちくまぐんあさひむらにしせばむかいはら1845-1ほか
市町村コード 204510
遺跡番号 17
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 360709
東経(世界測地系)度分秒 1375234
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.119166 137.876111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200406-20200803
調査面積(㎡)
2000
調査原因 村道改築事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
平安
主な遺構
竪穴建物跡
陥し穴
土坑
焼土跡
掘立柱建物跡
杭列
墓坑
主な遺物
縄文前期末・中期初頭・中期中葉土器
ミニチュア土器
焼成粘土塊
石器
灰釉陶器
土師器
鉄製刀子
特記事項 縄文時代中期初頭、中期中葉、10世紀中葉から後葉の集落遺跡。中期初頭は五領ヶ台Ⅱa式と踊場系の土器群が、中期中葉は藤内Ⅰ式及び平出ⅢAの土器群が主体を占める。
要約  鎖川支流の内山沢川左岸の南東向き緩斜面の段丘上(波田面)に立地する。縄文時代中期初頭は、竪穴建物跡4軒、陥し穴1基、土坑32基を調査した。遺構の集中範囲は調査区外の南側に広がる可能性がある。遺物は、五領ヶ台Ⅱa式と踊場系が主体を占める土器群が出土した他、関西系や北陸系の土器、下呂石の剥片等、遠隔地との交流を示す資料が出土した。中期中葉は、竪穴建物跡2軒、焼土跡1基、土坑3基を調査した。遺構の集中範囲は調査区外の北東側に広がる可能性がある。竪穴建物跡から、藤内Ⅰ式と平出Ⅲ類A土器が主体を占める土器群が、いわゆる「吹上パターン」の様相を呈して出土した。平安時代は竪穴建物跡1軒、掘立柱建物跡2棟、墓坑1基を調査した。遺構の集中範囲は調査区外の南側に広がる可能性があり、集落の規模を明確にできないが、各種遺構が複合して構成される集落であり、今後、当該期の集落における構造分析に資する資料と考える。出土した遺物及び放射性炭素年代測定の結果から、10世紀中葉から後葉の集落と判断できる。
 氏神遺跡から出土した五領ヶ台Ⅱa式土器は長野県内では希少であり、また、松本盆地における山側の段丘面に位置する平安時代遺跡の調査例は少なく、縄文時代、平安時代ともに貴重な事例となった。

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