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甲府城下町遺跡29(山梨県甲府市中央5丁目2~4区)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139439
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139439
引用表記 昭和測量株式会社 2022 『甲府市文化財調査報告126:甲府城下町遺跡29(山梨県甲府市中央5丁目2~4区)』山梨県中北建設事務所他
昭和測量株式会社 2022 『甲府城下町遺跡29(山梨県甲府市中央5丁目2~4区)』甲府市文化財調査報告126
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書名 甲府城下町遺跡29(山梨県甲府市中央5丁目2~4区)
発行(管理)機関 昭和測量(株) - 山梨県
書名かな こうふじょうかまちいせき29(やまなしけんこうふしちゅうおう5ちょうめ2~4く)
副書名 都市計画道路和戸町竜王線街路事業に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 甲府市文化財調査報告
シリーズ番号 126
編著者名
編集機関
昭和測量株式会社
発行機関
山梨県中北建設事務所
甲府市教育委員会
昭和測量株式会社
発行年月日 20220318
作成機関ID 19201
郵便番号 4000032
電話番号 0552354448
住所 山梨県甲府市中央3-11-27
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 甲府城下町遺跡
遺跡名かな こうふじょうかまちいせき
本内順位
遺跡所在地 山梨県甲府市中央5丁目地内
所在地ふりがな やまなしけんこうふしちゅうおう5ちょうめちない
市町村コード 19201
遺跡番号 253
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353928
東経(世界測地系)度分秒 1383433
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.657777 138.575833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200707-20201226
20201007-20210327
20201126-20210227
調査面積(㎡)
767
748
244
調査原因 都市計画道路和戸町竜王線街路事業
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
土坑
大型土坑
廃棄土坑
埋桶
埋甕
井戸
小穴
集石遺構
建物跡
石列
石垣造りの溝
溝状遺構
地鎮遺構
不明遺構
主な遺物
磁器
陶器
土器
土製品
木製品
石製品
金属製品
ガラス製品
動物遺体
種子
特記事項 大型構造物の基礎とみられる土坑が検出され、掘方底面に据えられた礎板の年代測定の結果、16世紀後半から17世紀前半にさかのぼる可能性がある。
要約  特筆すべき遺構として、近世の大型土坑、近代の地鎮具が検出されている。
 大型土坑は、平面形が不整形な形状のものと方形のものがみられる。不整形な形状のものには、火災で生じたゴミを処分したとみられるものが多い。一方、方形のものは、商家の間口付近に構築された穴蔵と推定されるものや、大型の構造物の基礎と推定される遺構が検出されている。前者には、井桁状に組まれた木材が検出され、穴蔵の床板を敷くための梁と推定される。後者では、遺構の底面から礎石や礎板を据えた土坑が検出された。この礎板の年代測定の結果、16世紀後半から17世紀前半にさかのぼる可能性がある。城下町成立期に何らかの構造物が建っていた可能性が示唆される。
 地鎮具は、灯明皿3枚と灯明受皿2枚がT字状に伏せ置かれた状態で出土した。これらの下には小石・粘土塊・火打ち石・水晶が埋納されている。地鎮祭に伴い埋納されたものと推定される。

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