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居家以岩陰遺跡2

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139740
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139740
引用表記 國學院大學文学部考古学研究室 2020 『國學院大學文学部考古学実習報告56:居家以岩陰遺跡2』國學院大學文学部考古学研究室
國學院大學文学部考古学研究室 2020 『居家以岩陰遺跡2』國學院大學文学部考古学実習報告56
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書名 居家以岩陰遺跡2
発行(管理)機関 國學院大學 - 東京都
書名かな いやいいわかげいせき2
副書名 第2次・第3次発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 國學院大學文学部考古学実習報告
シリーズ番号 56
編著者名
編集機関
國學院大學文学部考古学研究室
発行機関
國學院大學文学部考古学研究室
発行年月日 20200229
作成機関ID 13000
郵便番号 1508440
電話番号 0354660248
住所 東京都渋谷区東4-10-28
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 居家以岩陰遺跡
遺跡名かな いやいいわかげいせき
本内順位
遺跡所在地 群馬県吾妻郡長野原町大字長野原875,877
所在地ふりがな ぐんまけんあがつまぐんながのはらまちおおあざながのはら875,877
市町村コード 10424
遺跡番号 80
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363328
東経(世界測地系)度分秒 1383850
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.557777 138.647222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150813-20150824
20160802-20160813
20160905-20160917
調査面積(㎡)
38
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
洞穴
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
集石
列石
焼土ブロック
灰ブロック
埋葬人骨
主な遺物
縄文土器(草創期・早期・前期・中期・後期・晩期)
石器
骨角器
貝製品
動物遺存体
特記事項
要約 上信越山地の南側にあたる山間地、利根川水系吾妻川流域に位置する岩陰遺跡。縄文時代から弥生時代にわたる多時期の遺物包含層が累積する中でも、縄文時代早期の遺物出土量が特に多く、早期中葉の押型文・沈線文期および早期後葉の条痕文期に活発な利用痕跡がみられる。前期の出土量も比較的多い。岩陰部で発掘された縄文時代早期後葉(条痕文期)の1号人骨(成人女性)は保存状態のよいほぼ完全な人骨で、早期縄文人の貴重な人骨標本となる。その周囲からも4個体の人骨が出土し、岩陰内が集合的な埋葬地となっていた状況が窺える。また、岩陰前面の緩斜面では、早期に形成された人為的な灰質土層中に動物骨・植物種子などが豊富に保存されていることが確認された。

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