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富山市米田大覚遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/140702
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.140702
引用表記 有限会社毛野考古学研究所 富山支所 2024 『富山市埋蔵文化財調査報告115:富山市米田大覚遺跡発掘調査報告書』富山市教育委員会
有限会社毛野考古学研究所 富山支所 2024 『富山市米田大覚遺跡発掘調査報告書』富山市埋蔵文化財調査報告115
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書名 富山市米田大覚遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 富山市 - 富山県
書名かな とやましよねだだいかくいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 宅地造成工事に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次
シリーズ名 富山市埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 115
編著者名
編集機関
有限会社毛野考古学研究所 富山支所
発行機関
富山市教育委員会
発行年月日 20240329
作成機関ID 16201
郵便番号 9392798
電話番号 0764652146
住所 富山県富山市婦中町速星754 婦中行政サービスセンター3階
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 総括
英語タイトル
著者
常深 尚 , Tsunemi Nao
泉田 侑希 , Senda Yuki
ページ範囲 24 - 26
NAID
都道府県 富山県
時代 古代(細分不明)
文化財種別 埋蔵文化財
史跡・遺跡種別 集落 官衙
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 米田大覚遺跡
遺跡名かな よねだだいかくいせき
本内順位
遺跡所在地 富山県富山市米田町二丁目
所在地ふりがな とやまけんとやましよねだまちにちょうめ
市町村コード 16201
遺跡番号 0034
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 364411
東経(世界測地系)度分秒 1371424
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.736388 137.239999
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20230817-20230828
20230728-20230925
調査面積(㎡)
249.6
359.31
調査原因 宅地造成工事
遺跡概要
種別
集落
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
古代掘立柱建物
柵列
柱穴
土坑
井戸
主な遺物
平安土師器
須恵器
墨書土器
黒色土器
製塩土器
灰釉陶器
土錘
鞴羽口
鉄滓
砥石
中世土師器
珠洲
青磁
特記事項 平安時代の掘立柱建物 4 棟を検出した。
(うち 1 棟は雨落ち溝を伴う)
その他、平安時代の柵・井戸を検出した。
要約  米田大覚遺跡は、富山市北部に位置し、神通川と常願寺川に挟まれた氾濫原に立地する。既往の調査から、古代越中国新川郡衙に比定される。今回の調査区は、新川郡衙比定地の南方約 180 mに位置する。
 発掘調査では、掘立柱建物 3 棟、柵 2 条、溝 23 条、土坑 11 基、井戸 1 基、ピット 34 基を検出した。これらは古代 (8 世紀末~ 9 世紀後半 ) 中心で、3 時期に細分できる。掘立柱建物が出現するのは 9 世紀後半に入ってからであり、それより前は溝が主体となる。建物は北方向を軸とし、郡庁域と推定される平成 7・8年度調査区で検出された掘立柱建物と方位が類似する。また、総柱建物の存在は特筆される。
 工事立会では、掘立柱建物 1 棟、溝 61 条、土坑 46 基、井戸 1 基、ピット 27 基、不明遺構 7 基を検出した。掘立柱建物は 9 世紀初頭に比定され、10 世紀に入ると小溝群 ( 畠 ) が形成された。時期は異なるものの、この変遷は、平成 7・8 年度、平成 23 年度調査でも確認されており、今回の対象地でも同様な土地利用が行われたと推定した。このほか、掘立柱建物や井戸からは墨書土器「八」・「□」が出土し、漆の可能性がある黒色塗膜が付着した土師器が出土した

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