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史跡興国寺城跡調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90339
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90339
引用表記 沼津市教育委員会 2019 『沼津市文化財調査報告書119:史跡興国寺城跡調査報告書』沼津市教育委員会
沼津市教育委員会 2019 『史跡興国寺城跡調査報告書』沼津市文化財調査報告書119
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書名 史跡興国寺城跡調査報告書
発行(管理)機関 沼津市 - 静岡県
書名かな しせきこうこくじじょうあとちょうさほうこくしょ
副書名
巻次 発掘調査報告編
シリーズ名 沼津市文化財調査報告書
シリーズ番号 119
編著者名
編集機関
沼津市教育委員会
発行機関
沼津市教育委員会
発行年月日 20190315
作成機関ID 22203
郵便番号 4108601
電話番号 0559312500
住所 静岡県沼津市御幸町16番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 興国寺城跡
遺跡名かな こうこくじじょうあと
本内順位
遺跡所在地 沼津市根古屋字赤池ほか
所在地ふりがな ぬまづしねごやあざあかいけ
市町村コード 22203
遺跡番号 48
北緯(日本測地系)度分秒 350801
東経(日本測地系)度分秒 1384847
北緯(世界測地系)度分秒 350830
東経(世界測地系)度分秒 1384826
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.141666 138.807222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20031001-20181130
調査面積(㎡)
24376
調査原因 史跡整備に伴う以降確認
遺跡概要
種別
城館
時代
室町
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
礎石建物跡
土塁
土橋
石列
集石遺構
石垣
石積
溝状遺構
土坑
ピット
主な遺物
貿易陶磁
国内陶磁
かわらけ
羽釜
内耳鍋
外耳鍋
土製品
瓦質土器
砥石
木製品
鉛玉
古銭
煙管
金属製品
特記事項 平成15年から調査を開始。これまで本丸・石火矢台・二ノ丸・三ノ丸・大空堀・北曲輪・清水曲輪・清水小曲輪・西櫓台・外堀周辺を調査。
遺跡名 興国寺城跡
遺跡名かな こうこくじじょうあと
本内順位
遺跡所在地
所在地ふりがな
市町村コード 22203
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
方形周溝墓
竪穴建物跡
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
灰釉陶器
山茶碗
陶磁器
石器
特記事項 北曲輪で方形周溝墓、清水曲輪で竪穴建物跡が確認された。

遺跡名:興国寺城跡 古城遺跡 根古屋清水遺跡
遺跡名かな:こうこくじじょうあと ふるしろいせき ねごやしみずいせき
要約  史跡興国寺城跡は、沼津市根古屋・青野に位置する戦国時代から近世初期にかけての城郭である。平成7年に指定を受け、平成15年から整備に向けた発掘調査を実施してきており、本書はこれまでの調査成果をまとめた報告書である。
 本丸では、虎口において礎石建物跡(門跡)を検出し、さらに曲輪内を縦断する石組水路が確認された。二ノ丸では最終段階では埋没していた16世紀後半の三日月堀が検出されている。二ノ丸虎口では石垣を伴う土橋が確認され、二度の改修が行われたいたことも明らかになった。三ノ丸では15世紀後半から末頃の版築遺構にはじまり、17世紀初頭まで連続的な遺構変遷が確認された。北曲輪・清水曲輪では近代まで完全に埋没していなかった空堀を検出した。これに加え、北曲輪では新たに空堀が2条確認され、新規発見の空堀3には堀の両端部に畝が検出されている。
 遺物では、青磁・白磁・青白磁・染付などの貿易陶磁が出土している。瀬戸美濃産陶器は古瀬戸前期から大窯・登窯までが出土し、なかでも古瀬戸後Ⅳ期から大窯4段階までの天目茶碗・皿類・擂鉢が主体である。このほか、常滑や志戸呂・初山も数多く出土している。

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