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沼向遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138880
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138880
引用表記 仙台市教育委員会 2024 『仙台市文化財調査報告書513:沼向遺跡』仙台市教育委員会
仙台市教育委員会 2024 『沼向遺跡』仙台市文化財調査報告書513
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書名 沼向遺跡
発行(管理)機関 仙台市 - 宮城県
有償頒布・配布ページ http://www.city.sendai.jp/sebikatsuyo/kurashi/manabu/kyoiku/inkai/bunkazai/kankobutsu/kankobutsu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ぬまむかいいせき
副書名 第37次発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 仙台市文化財調査報告書
シリーズ番号 513
編著者名
編集機関
仙台市教育委員会
発行機関
仙台市教育委員会
発行年月日 20240315
作成機関ID 041009
郵便番号 9800011
電話番号 0222148893
住所 仙台市青葉区上杉一丁目5-12
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 沼向遺跡 第37次
遺跡名かな ぬまむかいいせき
本内順位
遺跡所在地 宮城県仙台市宮城野区仙台港北二丁目
所在地ふりがな みやぎけんせんだいしみやぎのくせんだいこうきたにちょうめ
市町村コード 04102
遺跡番号 01151
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 381646
東経(世界測地系)度分秒 1410020
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.279444 141.005555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220711-20221026
20230508-20230920
調査面積(㎡)
1365
調査原因 施設建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
溝跡
水田跡
河川跡
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
陶器
磁器
木製品
木杭
金属製品
銭貨
石製品
種子
特記事項
要約  沼向遺跡は、仙台市宮城野区仙台港北に所在する。東西約600m、南北約350mの約11.7haに広がる遺跡で、海岸線に沿って形成された3列の浜堤列のうち、第Ⅰ浜堤列の西側縁辺部と、その背後に広がる後背湿地に立地する。
 今回の調査では基本層3b層上面で溝跡、3a、9a、10a・c層上面で水田跡、河川堆積層上面で溝跡と河川跡を確認した。3b層上面で確認した溝跡は近世の水田に伴う水路跡の可能性がある。水田跡のうちA・B・C区9a層とA区10a層で確認した畦畔の方向には、過年度調査報告にある基軸畦畔と同様の規格性がみられる。B・C区河川堆積層上面では9a層水田跡に伴う擬似畦畔Bを確認した。河川堆積層上面で確認したSD4溝跡とSR1・2河川跡は、検出層位や出土遺物からSD4溝跡とSR1河川跡が古墳時代中期に、SR2河川跡が古墳時代前期から中期に機能していたと考えられる。D区では、後背湿地と浜堤列の境界を確認した。
 また自然科学分析の結果から、調査区全域で確認した基本層6層(砂層)は貞観地震(869年)に伴う津波堆積物の可能性がある。さらに、各基本層堆積時には本調査区周辺に湿地的環境が広がり、潟湖が存在した可能性がある。

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