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鞠智城と古代社会

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130845
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130845
引用表記 歴史公園鞠智城・温故創生館 2023 『鞠智城跡「特別研究」論文集11:鞠智城と古代社会』熊本県教育委員会
歴史公園鞠智城・温故創生館 2023 『鞠智城と古代社会』鞠智城跡「特別研究」論文集11
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ファイル
書名 鞠智城と古代社会
発行(管理)機関 歴史公園鞠智城・温故創生館 - 熊本県
有償頒布・配布ページ http://www.kumamoto-bunho.jp/index.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな きくちじょうとこだいしゃかい
副書名 令和4年度鞠智城跡「特別研究」論文集
巻次 11
シリーズ名 鞠智城跡「特別研究」論文集
シリーズ番号 11
編著者名
編集機関
歴史公園鞠智城・温故創生館
発行機関
熊本県教育委員会
発行年月日 20230320
作成機関ID 43000
郵便番号 8628609
電話番号 0963831111
住所 熊本市中央区水前寺6丁目18番1号
報告書種別
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
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備考
所収論文
タイトル 鞠智城周辺における条里痕跡から復元する古代交通路の様相
英語タイトル
著者
内海 史郎 , Utumi Shirou
ページ範囲 1 - 20
NAID
都道府県 熊本県
時代 飛鳥白鳳 奈良 平安
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別 城館
遺物(材質分類)
学問種別 考古学 その他
テーマ 流通・経済史 その他
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引用表記
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抄録(内容要約) 道路の敷設と条里地割をはじめとした土地開発は方位軸や境界を共有しうる。菊鹿盆地内においては複数の条里地割が展開されており四種に大別され、台台地、菊池低地、内田川流域、御宇田台地上に、地形単位で開発が行われた。それぞれの方位軸は菊池川の走行方向とほぼ平行の斜方位を取る。しかし、内田川流域においては正方位を示し、御宇田遺跡群の存在から鞠智城との関連が想定される。菊鹿盆地内において内田川流域の土地開発計画は特異なものであり、鞠智城に隣接し車路や菊池川にも容易にアクセスできる立地から、鞠智城に伴う交通の要所であった。
タイトル 古代山城からみる古代道路の関係とその視認性
英語タイトル
著者
中原 彰久 , Nakahara Akihisa
ページ範囲 21 - 42
NAID
都道府県 大阪府 福岡県 佐賀県
時代 飛鳥白鳳 奈良 平安
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) のぼり路線とくだり路線では古代山城の視認性が異なり、古代道路などを介して侵入してくる侵入者を意識して、防衛性を考慮した選地であると考察した。
鞠智城はほかの古代山城のような一方向を意識しているのではなく、全方向からの侵入を考慮した計画的選地であったと考えられる。また、同様の性格をもつ古代山城は分析の結果、鹿毛馬神籠石が類似している。
タイトル 九世紀における鞠智城倉庫群の基礎的考察
英語タイトル
著者
藤井 貴之 , Fujii Takayuki
ページ範囲 43 - 69
NAID
都道府県 熊本県
時代 平安
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別 城館
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 鞠智城倉庫群は、史料による詳細な記述はなく、発掘調査によるデータしか得られていない。そこで、正税帳の記録に加え、九世紀の倉庫の様子を知ることができる『越中国官倉納穀交替記』の記録を参考に、鞠智城倉庫群の三次元的復原を試みた。
その結果、七世紀第3四半期から八世紀第1四半期にかけては、鞠智城倉庫群の様相は、全国の倉の様相と同一基調の変化をし、鞠智城の停滞期を挟んで、八世紀第4四半期から十世紀第3四半期にかけては、全国に見られる倉の様相とは異なる変化をしていることが判明した。
稲穀が肥後国独特の事情で蓄積されていたこと、蓄積場所に山上を利用している積極的理由、蓄積された稲穀量を検討した結果、鞠智城倉庫群は籠城用に米を備蓄していた倉庫群であると結論した。
タイトル 鞠智城出土・銅造菩薩立像についての考察
英語タイトル
著者
村上 幸奈 , Murakami Yukina
ページ範囲 71 - 90
NAID
都道府県 熊本県
時代 飛鳥白鳳
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別 城館
遺物(材質分類) 金属器
学問種別 美術史
テーマ 技法・技術 年代特定 宗教
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 鞠智城跡出土銅造菩薩立像の制作年代について再検討し、造形的特徴の一つである持物の問題と制作背景について考察を行った。本像の造形的特徴を挙げ、類似作例との比較から、制作年代は白鳳時代を基準とできると推定した。また、持物と手元について検討を行い、新たな持物の解釈の一つとして、瓶型の容器である水瓶を提示した。本像は、鞠智城における貯水池の造営を背景に水瓶を腹前で持つ菩薩像として制作された可能性も想定できる。
所収遺跡
遺跡名 鞠智城跡
遺跡名かな きくちじょうあと
本内順位
遺跡所在地 熊本県山鹿市菊鹿町米原ほか
所在地ふりがな くまもとけんやまがしきくかまちよなばる
市町村コード 43208
遺跡番号 100
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 330010
東経(世界測地系)度分秒 1304700
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.002777 130.783333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
城館
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物跡
礎石建物跡
貯水池跡
城門跡
主な遺物
仏像
木簡
特記事項
要約

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