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湯里天神遺跡・牧原Ⅱ遺跡・宇福遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21570
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21570
引用表記 島根県埋蔵文化財調査センター 2011 『一般国道9号仁摩温泉津道路建設予定地内埋蔵文化財発掘調査報告書4:湯里天神遺跡・牧原Ⅱ遺跡・宇福遺跡』島根県教育委員会
島根県埋蔵文化財調査センター 2011 『湯里天神遺跡・牧原Ⅱ遺跡・宇福遺跡』一般国道9号仁摩温泉津道路建設予定地内埋蔵文化財発掘調査報告書4
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ファイル
書名 湯里天神遺跡・牧原Ⅱ遺跡・宇福遺跡
発行(管理)機関 島根県教育庁 - 島根県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/bunkazai/kyokai/syuppannbutu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ゆさとてんじんいせき・まきはらにいせき・うふくいせき
副書名
巻次
シリーズ名 一般国道9号仁摩温泉津道路建設予定地内埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 4
編著者名
編集機関
島根県埋蔵文化財調査センター
発行機関
島根県教育委員会
発行年月日 20110315
作成機関ID
郵便番号 6900131
電話番号 0852368608
住所 島根県松江市打出町33
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 湯里天神遺跡
遺跡名かな ゆさとてんじんいせき
本内順位
遺跡所在地 島根県大田市温泉津町湯里
所在地ふりがな しまねけんおおだしゆのつちょうゆさと
市町村コード 32205
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350621
東経(世界測地系)度分秒 1322249
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.105833 132.380277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090528-20090828
調査面積(㎡)
253
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
中世(細分不明)
主な遺構
畠畝
石垣
牛の足跡
犂痕跡
主な遺物
土師器
陶磁器
特記事項 15世紀代の耕作地を6面にわたって検出した。耕作に関する遺構として、起耕作業に牛を用いたことを示す犂痕跡や牛の足跡を確認した。また石垣による耕地区画の状況が確認された。 


種別:耕作地
遺跡名 牧原Ⅱ遺跡
遺跡名かな まきはら2いせき
本内順位
遺跡所在地 島根県大田市仁摩町馬路向山
所在地ふりがな しまねけんおおだしにまちょうまじむこうやま
市町村コード 32205
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350734
東経(世界測地系)度分秒 1322337
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.126111 132.393611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080528-20080822
調査面積(㎡)
200
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
製鉄
時代
中世(細分不明)
主な遺構
廃滓場
主な遺物
鉄滓
炉壁
土師器
須恵器
陶磁器
特記事項 12~13世紀にかけて継続的に操業された鈩の廃滓場を確認した。調査区内からは約55トンの鉄滓・炉壁が検出された。炉壁通風孔の数量から勘案して、延べ20基以上の鈩が継続的に操業したことが推察された。


種別:鈩跡
遺跡名 宇福遺跡
遺跡名かな うふくいせき
本内順位
遺跡所在地 島根県大田市仁摩町宇福1578-1
所在地ふりがな しまねけんおおだしにまちょううふく
市町村コード 32205
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350741
東経(世界測地系)度分秒 1322350
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.128055 132.397222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090831-20090903
調査面積(㎡)
20
調査原因
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
須恵器
特記事項 調査区内では遺構を確認できなかったが、隣接する事業対象地外では須恵片が採集され、後期古墳の存在が想定された。


種別:古墳・中世墓
要約 湯里天神遺跡では、15世紀から16世紀の畠関連遺構が6面にわたって検出された。このうち、第1・4・5・6面では牛を使った起耕による犂痕跡とみられる小溝群が検出され、牛と考えられる偶蹄目動物の足跡も第3・5・6面で検出された。また、第2・6面では石垣状・石列状の施設を設けてトチの高低差を克服し、区画がなされていたこが確認された。
 牧原Ⅱ遺跡では、製鉄炉本体を確認できず、廃滓場のみの調査となった。調査区内や周辺の地形から推察して南の隣接地に製鉄炉本体が構築されていたものと考えられる。製鉄炉の操業時期を特定する直接的な根拠となる遺物はないが、炉壁片の状況や廃滓層の上下層から出土する遺物から12~13世紀の製鉄遺跡と考えられる。また19世紀には、この廃滓層を整地して灰色粘質土を入れ水田を造成していることが判明し、江戸時代末の新田開発の様子をうかがえる事例となった。
 宇福遺跡では、頂部平坦面西端に設定したトレンチ1、2からは須恵器片が1点出土したのみで遺構も確認できなかった。調査の過程で丘陵最頂部の広葉樹根本付近で複数の須恵器片が採集されたことから、周辺を改めて確認すると東側斜面には大型の石材が複数露出しており、横穴式石室を内蔵する後期古墳が存在する可能性が認められた。

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