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神戸市立博物館研究紀要

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/110683
引用表記 2002 『神戸市立博物館研究紀要』神戸市立博物館
2002 『神戸市立博物館研究紀要』
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ファイル
書名 神戸市立博物館研究紀要
発行(管理)機関 神戸市立博物館 - 兵庫県
書名かな こうべしりつはくぶつかんけんきゅうきよう
副書名
巻次 18
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
発行機関
神戸市立博物館
発行年月日 20020331
作成機関ID
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 近世期兵庫津北浜における浜先地開発と屋敷割の変化について
英語タイトル The seashore development and the ground plan for houses at Kitahama, the north Hyogo-tsu during the Edo period.
著者
髙久 智広 , Takaku Tomohiro
ページ範囲 5 - 40
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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引用表記
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抄録(内容要約) 近年、飛躍的に進展した都市史研究の成果をもとに前近代の都市空間復元が各地で試みられている。兵庫津においても埋蔵文化財調査が積み重ねられ、絵図や古地図を用いた歴史的景観の復元なども試みられるようになってきている。兵庫津では明和 6(1769)年の上知を契機として、海岸部の大規模な開発が行われているが、新たに創出された町場の屋敷割は、旧来の町場とは全く異なる性格を持っている。本稿では元禄・安永・天保の3つの時期の絵図をもとに、開発が行われた兵庫津北浜の屋敷割に関する基礎データを示すとともに、新開地における屋敷割の特質を検討し、この開発が行われた意義について考察した。
タイトル 兵庫津遺跡における埋蔵文化財調査の現状ー発掘調査の成果と文献・絵図史料から考える近世都市景観の復原に向けてー
英語タイトル The Present Conditions of Excavations at Hyogo-tsu Site;The findings and historical materials are jointly ecamined for the restoration of the early modern clty scape.
著者
藤井 太郎 , Fujii Taro
ページ範囲 41 - 52
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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引用表記
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抄録(内容要約) 兵庫津における埋蔵文化財調査の進捗状況を記し、調査により得られた知見を概観する。比較的小規模な発掘調査が多かった兵庫津遺跡であったが、近年では大規模開発による発掘調査の実施により、特に兵庫津の北部地域においては中世遺構や近世の町屋建物も良好な状況で遺存する状況が判明してきており、近世の都市空間の形成を考える上で重要な成果が増加している。またそれらは本紀要に所載の高久氏による天保九(一八三八)年の水帳及び水帳絵図に描かれる屋敷地割の解析により得られた復元図に合致する部分が多いことが明らかになり、基本的な町割の状況についてのデータは、発掘調査を進める上で貴重な情報を提供するものといえる。また絵図や屏風絵など近世都市を描く史料も含め、近世都市の実態の解明において相互の連携が不可欠であることを改めて促すものである。
タイトル 古地図と版元ー館蔵品にみる江戸時代の地図出版についてー
英語タイトル Old Maps and Publishers of 17th-19th Centuries in the Collection of Kobe City Museum
著者
国木田 明子 , Kunikita Akiko
ページ範囲 53 - 77
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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引用表記
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抄録(内容要約) 館蔵資料による古地図企画展『古地図と版元』を基に、その列品解説を発展させた研究ノート。地図の内容や地図制作者ではなく、出版した側の版元(書林)に焦点をあててまとめている。まず、江戸時代の出版事情を略説。その後、京都・大坂・江戸の三都毎に各都市の書林の状況を述べ、書林毎にその店の特徴・歴史を挙玖発行した地図を紹介している。
タイトル 新出の毘慮遮那仏変相図についてー高麗末期華厳教仏画の一様相ー
英語タイトル Newly Discovered Avalokiteśvara’ lmage,color on silkーOne Aspect of the kegon(“Flower Ornament”)Images,late Koryo dynasty-
著者
川野 憲一 , Kawano Norikazu
ページ範囲 79 - 96
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 毘盧遮那仏変相図とも称すべき類例のない図様を持つ高麗後期の大幅(縦196.0cm×横133.5cm)を紹介した一論。画面中央区画に描かれた群像を、朝鮮華厳教の教主・毘盧遮那仏の法会に集った諸衆(上部から、四飛天、八部衆、十大弟子、文殊普賢十四菩薩、四天王、梵釈)と推定し、周囲の小仏を毘盧遮那仏から生まれゆく無数の世界と解釈した。また、高麗仏画における坐像尊像の服制についても一考を加え、それが寧波仏画などの中国南部地域だけでなく、北方・西域のものとも深く関連すること、南部地域の服制をスタンダードとする日本の中世仏画とは断絶していることを指摘した。制作年代については、迫真的な朱隈の使用、深みのない金泥の発色などから14世紀半ば以降の高麗後期と推定した。最後に今後の美術史研究において、中世着色仏画(日本製・海外製双方)をめぐるコンテクストの掘り起こしが急務であることを指摘して稿を閉じた。
タイトル 昭和初期の神戸観光写真をめぐってⅠ
英語タイトル A study of photographs of scenic or historic places in Kobe in the first half of the 20th century
著者
田井 玲子 , Tai Reiko
ページ範囲 98 - 116
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約) 「阪神間モダニズム」を代表する写真家・中山岩太が神戸市観光課の依頼で、数多くの観光写真を撮影したことはすでに知られているが、その時期や、個々の作品がどのような形で使われたのかなど、まだ明らかでない点も多く、戦争へと突き進んでいく時代に、神戸市がどのように観光事業を推進していったのかなど、中山の仕事を通して、異なった角度から調べてみたいと考えた。阪神・淡路大震災の際に中山写真スタジオから運び出され、芦屋市立美術博物館に保管されている資料と照合しながら、観光課が発行した絵葉書・写真帳・ガイドブックなどの観光写真のなかから、中山の作品を特定。定期的に発行された『神戸市事務報告及財産表』『神戸市公報』などの記録類、『アサヒカメラ』『プレスアルト』などの雑誌類、市史や社史などともつき合わせながら、観光課が事業を推進していった背景や当時の世相なども明らかにする。
所収遺跡
要約

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