奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41387 件
( 発行機関数 758 機関 )
現在の書誌登録数
132500 件
( 前年度比 + 1825 件 )
( 発行機関数 1918 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147677 件
( 前年度比 + 2241 件 )
現在の文化財論文件数
120622 件
( 前年度比 + 1629 件 )
現在の文化財動画件数
1310 件
( 前年度比 + 126 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1258 件
( 前年度比 + 209 件 )
※過去開催分含む

石峠2遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70291
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70291
引用表記 公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2020 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書709:石峠2遺跡発掘調査報告書』国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所他
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2020 『石峠2遺跡発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書709
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=忠昭|last=北村|first2=剛|last2=佐藤|first3=あゆみ|last3=佐藤|first4=里奈|last4=松政|first5=隆英|last5=佐々木|first6=裕樹|last6=森|title=石峠2遺跡発掘調査報告書|origdate=2020-03-13|date=2020-03-13|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/70291|location=岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地|ncid=BB3128170X|doi=10.24484/sitereports.70291|series=岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書|volume=709}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 石峠2遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな いしとうげ2いせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 三陸沿岸道路建設事業関連遺跡発掘調査
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 709
編著者名
編集機関
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所
公益財団法人岩手県文化振興事業団
発行年月日 20200313
作成機関ID
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 石峠Ⅱ遺跡
遺跡名かな いしとうげ2いせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県下閉伊郡山田町石峠第2地割6-30ほか
所在地ふりがな いわてけんしもへいぐんやまだまちいしとうげだい2ちわり6-30ほか
市町村コード 03482
遺跡番号 LG63-2129
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 393242
東経(世界測地系)度分秒 1415525
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.544999 141.923611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130701-20131220
20140408-20141105
20150417-20150804
調査面積(㎡)
4700
590
3598
調査原因 三陸沿岸道路建設事業
遺跡概要
種別
集落
製鉄
その他
時代
縄文
平安
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居
住居状遺構
掘立柱建物
陥し穴
土坑
炉跡
焼土遺構
柱穴
製鉄炉
墓壙
土取り穴
主な遺物
縄文土器
石器
土製品
石製品
土師器
須恵器
陶器
刀子
銭貨
鉄滓
羽口
特記事項 早期中葉(物見台式)、前期初頭~前葉、中期末葉(大木10式)の集落跡
要約  石峠Ⅱ遺跡は縄文時代早期中葉から近世まで断続的に活用されていた場所であることが判明した。縄文時代は早期末葉、前期初頭~前葉、中期末葉を中心に集落として、詳細な時期は特定できないが、断続的に狩猟の場として利用されてきた。その最盛期は縄文時代中期末葉である。当該期の集落は、南東向きの緩斜面地に居住域、斜面部に貯蔵域を配置する特徴があり、この配置は同時期の当該地域では共通性が見られる。本遺跡は地域を代表する遺跡の一つである。
 古代についても集落の一部を確認できたが、規模は小さく、詳細は不明である。
 中世は鉄生産の場、集落、墓域として利用されている。鉄生産に関しては、製鉄炉と鉄生産に関係すると想定される土取り穴が確認されたが、その他の遺構である建物を含む作業場、炭窯、廃滓場等は確認されていない。鉄生産に必要不可欠なものであるため、調査対象区域外に存在するものと考えられる。古代から中世の鉄生産に関わる調査事例は震災復興調査の進展に伴い、太平洋沿岸一帯で遺跡数が増加している。特に山田町から宮古市にかけては、花崗岩帯から採取される砂鉄原料を用いた鉄生産が盛んとなっており、石峠Ⅱ遺跡もそのなかの一つと考えられる。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 527
ファイルダウンロード数 : 1260

全国のイベント

外部出力