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温根沼2遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70354
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70354
引用表記 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2019 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書354:温根沼2遺跡』公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2019 『温根沼2遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書354
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書名 温根沼2遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな おんねとう2いせき
副書名 一般国道44号根室市温根沼改良工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書/根室市
巻次
シリーズ名 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 354
編著者名
編集機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20190327
作成機関ID
郵便番号 0690832
電話番号 0113863231
住所 北海道江別西野幌685-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 温根沼2遺跡
遺跡名かな おんねとう2いせき
本内順位
遺跡所在地 北海道根室市温根沼271番2外
所在地ふりがな ほっかいどうねむろしおんねとう271ばん2ほか
市町村コード 01223
遺跡番号 N‐01‐307
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 431628
東経(世界測地系)度分秒 1453018
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 43.274444 145.505
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170511-20171027
調査面積(㎡)
4040
調査原因 根室道路事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
縄文
続縄文
擦文
トビニタイ文化期
主な遺構
竪穴住居跡
土坑墓
集石
焼土
土器集中
フレイク集中
炭窯跡
主な遺物
縄文土器
トビニタイ式土器
擦文土器
石器
特記事項  トビニタイ式期の住居跡、下田ノ沢式期の焼失住居跡と墓、床面に袋状の付属土坑のある北筒式期の住居跡、温根沼式期の住居跡等。
 東釧路Ⅱ式期の住居跡、土坑、集石等。
要約  温根沼2遺跡は、根室市街から南西へ約9㎞、温根沼地区の海岸段丘上(標高18m前後)から無名沢に接する低位段丘部(標高4m前後)にかけて広がる。Ⅲ層から縄文時代前期~擦文文化期の遺構遺物、無遺物のⅣ層(摩周テフラ層)を間に挟んで、下のⅤ層からは縄文時代早期の遺構遺物を検出した。Ⅲ層の主な遺構としては、トビニタイ式期の住居跡(ⅢH-4・5)、擦文文化期の住居跡(ⅢH-2・3)、続縄文時代下田ノ沢式期の住居跡(ⅢH-1・6・10~12・16)、北筒式期の住居跡(ⅢH-7・8・13)、温根沼式期の住居跡(ⅢH-15)、下田ノ沢式の土坑墓(ⅢP-14)等が挙げられる。Ⅴ層では、竪穴住居跡3軒、土坑19基、集石1か所、焼土3か所、土器集中1か所を検出した。土器集中は一個体のコッタロ式であったが、Ⅴ層から検出した遺構の多くは東釧路Ⅱ式期と考えら
れる。
 遺物は約55,400点が出土した。包含層出土より遺構覆土内出土の遺物が多い。遺構内の出土遺物をみると、石槍またはナイフとスクレイパーが多い例(ⅢH-12)、彫器が多い例(ⅤH-2)、たたき石が多い例(ⅢP-12、ⅤP-8)、砥石が多い例(ⅢH-15)など、出土遺物に偏移的な傾向が窺われるものもいくらか見受けられる。器種別にみると、Ⅲ層の遺構・包含層では小型の円形スクレイパーが多く、Ⅴ層の遺構・包含層では彫器が多く目につく。Ⅲ層・Ⅴ層を通じてたたき石と砥石が多い。たたき石には縁辺に両面から粗い剥離を加えたチョッパー状のものが一定数ある。

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