3D計測エンパワメント・ワークショップ「3D計測、誰のため? 何のため?」の概要
An empowerment workshop on "3D measurement: for what and whom?"
野口 淳
( Noguchi Atsushi )
「いまこそ何のために3D計測を行なうのか?を考る」をテーマとして2020年8月1日に開催したワークショップ報告。異なる立場・事例についての提言を踏まえ、アイデアや経験を持ち寄り、グループワークと議論を通じて理解を深め、3D計測をより強力に推進するためのアイデアを共有する試み。所属・立場が異なっていてもデータの作成・公開の推進は共通していたが、上位目的として「文化財としての意義・価値」を重視するか「コンテンツとしての意義・価値」を重視するかで見解が異なる傾向が見られた。また3Dデータのニーズを捉え、対応する段階へと議論を展開する必要が確認された。